運
5日前から開催されている北京冬季五輪
365連休の私は、昨夏に開催された2020東京五輪同様に朝から夜遅くまでテレビ鑑賞で忙しい。
北京冬季五輪を見ていて感じること・・・それは「運」
メダル獲得の戦いに必要なのは心・技・体だけではなく「運」も必要なんだろう。
思い出されるのは、昨年9月に開催された2021女子カーリング日本代表決定戦でのロコ・ソラーレと北海道銀行の対戦。
先に3勝したチームが北京オリンピック出場国選出ゲームに日本代表として参加できる権利が得られる試合でしたが、ロコソラーレは何と2連敗。
崖っぷちの状況で行ったチームミーティングで出た結論は「私たちには運が足りない」
作戦のレパートリーもショット率も上回っていて、ラインも美しく滑っているのに星だけ取れない。
最後に何がないのかって言ったら、私たちには運がないのでは?
運が悪いのはしかたない。
運が味方してくれないんだったら、自分たちで運命変えよう。
自分たちらしさは失わずにいこう。
そんな前向きな気持ちで戦った3戦目からは見事に3連勝し、北京オリンピック出場国選出ゲームでも苦しみながら彼女達は北京オリンピックへの出場切符を手にした。
昨日のフィギュアスケート男子ショートプログラムの羽生選手を見ていて本当に「運」も大切だよなーと感じる。
羽生選手のすごいところは運が悪かったと一笑できてしまうメンタルの強さ
自分で運命変えてやるという気概をインビューから感じとることができて、フリーが楽しみです。
残念なことにフリーでクワッドアクセル(4回転半)が成功したとしても姉さんがチェンという人との18点差を逆転するのは困難で、銅メダルもどうなんだろう?という状況ですが、クワッドアクセル(4回転半)が運よく成功することを祈るのみ。
スピードスケート1500mの高木美帆選手も「運」が悪かった。
同走の選手との実力差が有り過ぎて、本来は最後のバックストレート手前で相手選手の後ろについて体力消耗を抑えるところですが、バックストレート手前で相手選手の前に出なければならない状況になり余計な体力を使ってしまったらしい。
素人は単純に「ラスト一周で失速しなければ・・・」と思うだけで失速原因など推測もしませんが、何処の局かは忘れましたがレース解説の三宮恵利子さんが何故高木選手がラスト一周で失速したのかその原因を説明されていて、やはり経験者は着目点がまったく違うと感心しました。
それでも泣き言は一切言わず「力は出しきれた。それ以上にブストが速かった」と言える高木美帆選手はすごい。
ブストは恐らく4年後の五輪には出ないと思うので、4年後の五輪では高木美帆選手には是非とも1500mでは金をとってほしい。
高木美帆選手はまだ500m・1000m・チームパシュートと3種目残っているので、金を最低でも1個はゲットできると思いますが。
そして「不運」だったと思えるのがジャンプ混合団体の高梨沙羅選手
1回目のジャンプ飛躍後の無作為検査でスーツ規定違反による失格となった件
ヨット競技でも「レース終了後に艤装チェックすることがありますよ」ということが帆走指示書に掲載されていて、実際にレース成績上位者がレース終了後に艤装チェックされてクラスルールに抵触する箇所があり失格とはならなかったけれど、選手全員が注意事項として説明を受けたことがある。
しかしヨット競技においては、艇速に直接的に関与する艇体・セイル・スパー等はレース前に計測を受け、計測済の物しかレースでは使用できない。
ジャンプ競技において、近年は着用するスーツによって飛距離が変わることもあって、普通に考えたら競技前にスーツの検査をしているのが当たり前で、飛躍後に検査するというのが理解不能。
しかも無作為検査というのだから益々理解不能。
今回、無作為検査でスーツ規定違反による失格となったのは日本・オーストリア・ドイツ・ノルウェーという強豪国の選手達。
しかも女子選手ばかり。一番の強豪国であるスロベニアの選手は検査したけれど誰一人としてスーツ規定違反者はいなかったのか?
検査方法が従来とは違ったとか、検査基準が不明確という「不運」があったというだけでは済まされないことが多々あるような気がします。
今回のことで高梨選手は昨日の夕方にインスタで謝罪していますが、今回の出来事は高梨選手が反省することは何も無いと思います。
高梨選手のインスタ:https://www.instagram.com/sara.takanashi/
日本カーリング女子チーム ロコ・ソラーレ サード吉田知那美さん

運が悪いのはしかたない。
運が味方してくれないんだったら、自分たちで運命変えよう。
※写真借用:http://www3.nhk.or.jp/news/special/beijing2022/athletes-story/loco-solare/
365連休の私は、昨夏に開催された2020東京五輪同様に朝から夜遅くまでテレビ鑑賞で忙しい。
北京冬季五輪を見ていて感じること・・・それは「運」
メダル獲得の戦いに必要なのは心・技・体だけではなく「運」も必要なんだろう。
思い出されるのは、昨年9月に開催された2021女子カーリング日本代表決定戦でのロコ・ソラーレと北海道銀行の対戦。
先に3勝したチームが北京オリンピック出場国選出ゲームに日本代表として参加できる権利が得られる試合でしたが、ロコソラーレは何と2連敗。
崖っぷちの状況で行ったチームミーティングで出た結論は「私たちには運が足りない」
作戦のレパートリーもショット率も上回っていて、ラインも美しく滑っているのに星だけ取れない。
最後に何がないのかって言ったら、私たちには運がないのでは?
運が悪いのはしかたない。
運が味方してくれないんだったら、自分たちで運命変えよう。
自分たちらしさは失わずにいこう。
そんな前向きな気持ちで戦った3戦目からは見事に3連勝し、北京オリンピック出場国選出ゲームでも苦しみながら彼女達は北京オリンピックへの出場切符を手にした。
昨日のフィギュアスケート男子ショートプログラムの羽生選手を見ていて本当に「運」も大切だよなーと感じる。
羽生選手のすごいところは運が悪かったと一笑できてしまうメンタルの強さ
自分で運命変えてやるという気概をインビューから感じとることができて、フリーが楽しみです。
残念なことにフリーでクワッドアクセル(4回転半)が成功したとしても姉さんがチェンという人との18点差を逆転するのは困難で、銅メダルもどうなんだろう?という状況ですが、クワッドアクセル(4回転半)が運よく成功することを祈るのみ。
スピードスケート1500mの高木美帆選手も「運」が悪かった。
同走の選手との実力差が有り過ぎて、本来は最後のバックストレート手前で相手選手の後ろについて体力消耗を抑えるところですが、バックストレート手前で相手選手の前に出なければならない状況になり余計な体力を使ってしまったらしい。
素人は単純に「ラスト一周で失速しなければ・・・」と思うだけで失速原因など推測もしませんが、何処の局かは忘れましたがレース解説の三宮恵利子さんが何故高木選手がラスト一周で失速したのかその原因を説明されていて、やはり経験者は着目点がまったく違うと感心しました。
それでも泣き言は一切言わず「力は出しきれた。それ以上にブストが速かった」と言える高木美帆選手はすごい。
ブストは恐らく4年後の五輪には出ないと思うので、4年後の五輪では高木美帆選手には是非とも1500mでは金をとってほしい。
高木美帆選手はまだ500m・1000m・チームパシュートと3種目残っているので、金を最低でも1個はゲットできると思いますが。
そして「不運」だったと思えるのがジャンプ混合団体の高梨沙羅選手
1回目のジャンプ飛躍後の無作為検査でスーツ規定違反による失格となった件
ヨット競技でも「レース終了後に艤装チェックすることがありますよ」ということが帆走指示書に掲載されていて、実際にレース成績上位者がレース終了後に艤装チェックされてクラスルールに抵触する箇所があり失格とはならなかったけれど、選手全員が注意事項として説明を受けたことがある。
しかしヨット競技においては、艇速に直接的に関与する艇体・セイル・スパー等はレース前に計測を受け、計測済の物しかレースでは使用できない。
ジャンプ競技において、近年は着用するスーツによって飛距離が変わることもあって、普通に考えたら競技前にスーツの検査をしているのが当たり前で、飛躍後に検査するというのが理解不能。
しかも無作為検査というのだから益々理解不能。
今回、無作為検査でスーツ規定違反による失格となったのは日本・オーストリア・ドイツ・ノルウェーという強豪国の選手達。
しかも女子選手ばかり。一番の強豪国であるスロベニアの選手は検査したけれど誰一人としてスーツ規定違反者はいなかったのか?
検査方法が従来とは違ったとか、検査基準が不明確という「不運」があったというだけでは済まされないことが多々あるような気がします。
今回のことで高梨選手は昨日の夕方にインスタで謝罪していますが、今回の出来事は高梨選手が反省することは何も無いと思います。
高梨選手のインスタ:https://www.instagram.com/sara.takanashi/
日本カーリング女子チーム ロコ・ソラーレ サード吉田知那美さん

運が悪いのはしかたない。
運が味方してくれないんだったら、自分たちで運命変えよう。
※写真借用:http://www3.nhk.or.jp/news/special/beijing2022/athletes-story/loco-solare/
Posted on 2022/02/09 Wed. 12:46
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