FC2ブログ

つれづれなるままに・・・

ヨットのこと、写真のこと、猫のこと、その他、つれづれなるままに・・・

11« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01
 

ドイツと日本 

コロナ緊急事態警報発令中の北海道ですが、特に札幌在住者は不要不急の外出自粛ということで札幌市内の公園等も使用禁止場所が多い。
写真撮影のために地方に遠征したくても、道北の某チューリップフェアーのように「地元の人しか入場できません」なんて催しも最近は珍しくもありません。
そんな催しはいっそのこと中止にすれば・・・などと思ってしまいますが、地元経済を少しでも潤そうという涙ぐましい努力を思うと一概に非難もできません。

札幌の花である「スズラン」の撮影をしたいなーと思っていたら、公園の名前にするほどの名所である「滝野すずらん公園」は、当初はコロナ緊急事態警報発令中の5月末まで閉鎖だったものがコロナ緊急事態警報延長の影響で期限未定の閉鎖となってしまいました。
チューリップ撮影に続いて二度目の痛手です。
駐車場利用料と入場料が必要な公園なので、入場ゲートが開かない限りは公園内に入り込むことも出来ないので涙です。

札幌の花と言いながら市内の公園で見かけることはまず無くなった「スズラン」ですが、宅地開発で自生する場所も激減しています。
どこかに咲いていないかなーー?と探していたら、私の住んでいる区のお隣の手稲区にある富丘西公園が札幌市内で現在確認されている唯一のスズラン群生地であることを知りました。
早速2日に写真を撮ってきました。
その時に撮影した写真の一部をfacebookで公開したのですが、その時に記載した

札幌市内で咲くほとんどが外来種のドイツスズランという葉より上で花が咲くのに対して、富丘西公園で咲いているのはニホンスズランで葉より下に花が咲くものです。
葉より下に花が咲くのが曲者で、花畑のように整備された場所ではなく自然の中に自生しているので写真撮影が大変に難しかったです。


という記載、何故に「自然の中に自生しているiニホンスズランの写真撮影が大変に難しい」のか?
言葉だけでは理解不能の人もいるだろうな??と思い、ブログに記載することと相成りましたぁ。

ドイツすずらんと日本すずらんの違いは以下のサイトを参照
植物ナビ:https://plant-world.biz/archives/10839
鏡花水月 花つむぎ:https://hana-tumugi.com/post-2096-2096

巷で「すずらん」と言うとドイツスズランが一般的なんだそうで、ドイツすずらんは花茎が葉より上のほうを向いて成長します。
こんな感じです。

注:この写真は私が撮影したものではなくネットで拾ったものです。拾い先不明のため勝手に使っています。すみません。

日本すずらは花茎が葉の中のほうに入ってしまいあまり伸びないらしい。
こんな感じ


写真撮影した富丘西公園の日本すずらんは、こんな木道の横で




ひっそりと咲いているので、注意しないと見逃してしまいます。




写真撮影は引き算
如何にして不要な物を省いていくか・・・
写真は寄りでしょ、いやいや引きの写真も・・・
写真撮影の難しさでもあり、面白さでもあります。

私と同じ年に生まれた写真家ということで最近興味のある写真家江口慎一さんの作風に魅力を感じて、マクロ撮影とかクローズアップ撮影にはまりつつある私

こんなのが最近の撮影機材でございます

一般の三脚に比べて若干高価なトラベル用三脚ですが、高価なりの働きをしてくれます。
狭い場所での撮影には重宝します。

Super Mag Sliderというフォーカシングアジャスターを駆使して接写したりするのですが

水平位置から下部に向けると微動が多くて使い物にならず。
結局のところ手持ち撮影が多くなるので、撮影場所によっては無用の長物となったりもする。

葉っぱの下で可憐に咲くスズランを見つけたら


寄る


限界まで寄る



その結果が、こんな写真の数々でございます










目についた物は、とりあえず写してみる

個人的には好きな一枚になったりもする

マクロ撮影とかクローズアップ撮影は、とにかくピント合わせの世界
風の吹く中で5mmくらいのスズランの花にピント合わせするのは大変だったりもします。

写真家江口慎一さんは「わざとピントを外して撮影するのもクローズアップ撮影の技」と言われます。
写真撮影の奥深さを実感する昨今であります。

最近、写真家江口慎一さんの撮影テクニックガイドを2冊購入して色々と勉強中ですが、使用機材で気になったのが180mmマクロF3.5というレンズ
Canonのカメラを使って撮影した写真の9割くらいが180mmマクロF3.5を使われています。



花の撮影は、富良野の富田ファームのように三脚使用しての撮影禁止だったり、北大植物園のように事前に撮影許可申請してくださいと言うような所が珍しくはありません。
スマホでサラっと撮影するのと違い、デジタル一眼でマクロ撮影するのは何かと制約が多い感じです。
私が現在メインで使用しているマクロレンズは「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」ですが、できるだけ焦点距離の長いマクロレンズが欲しい。

Canonの「EF180mm F3.5L マクロ USM」ですが、1996年(平成8年)4月に発売されて25年経過した今でも売られていますが新品は高価で手が出ません。
先日、ネットオークションで手頃な価格の良品を発見し、現在オークションに参加しています。
何とか落札して、これからの相棒にしたいと思います。



毎月のように美瑛通いをして風景写真を撮影していますが、今後はマクロレンズを使った風景写真撮影にチャレンジということで「UENO FARM」にも寄ってみたいと思います。

せっかく撮影した写真なので誰にも見られなくても何処かに掲載したいと思って「行雲流水」を開設しているのに、新規写真掲載をさぼっていることが気になり始めた昨今・・・であります。

行雲流水https://laser177441.amebaownd.com/








カテゴリ: 写真のこと

テーマ: 徒然なるままに… - ジャンル: ブログ

[edit]

Posted on 2021/06/04 Fri. 07:45    TB: --    CM: 0

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

公共駐車場でのマナー

「ヨットは只今漂流中」に戻る

カレンダー

最近の記事

最近のコメント

カテゴリ

RSSリンクの表示

カウンター

amazonアソシエイト

リンク

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム