悲しい別れ
本日2月6日午前8時55分に愛猫「レッド君」が死去しました。

【2010年6月30日撮影】
死因は「重度慢性腎不全」でした。
2月2日までは何時もと変わらない感じだったのですが、3日朝は後ろ足に何か力が入っていない感じで、水もあまり飲まず餌も食べず。
4日の朝一でかかりつけの動物病院に連れていき、検査したところ「重度慢性腎不全」「中度肝リピドーシス」「肺水腫」「慢性膵炎」で、余命一週間と告げられました。
このまま家に連れて帰って死を看取るか、入院させて輸液療法で状態の改善を試みるか、但し状態の改善が期待できる確率は4割程度。
どうしますか?と問われ、何もせずに死なせると悔いが残るので入院治療をお願いしました。
5日朝には肺水腫の改善がみられ、あとは輸液療法の効果を数日試みましょうということで、かすかな期待もあったのですが、本日6日朝8時過ぎに病院から「息が浅くてかなり危ない状態なので、看取りに来てください」との電話。
あわてて病院に向かう車の中で「今、亡くなりました」と携帯に悲しい知らせがありました。
4日の入院時に貰った慢性腎不全の原因が書かれた説明資料を見ると、思いあたるフシがいくつもありました。
数か月前から少しばかりオシッコの量が多いことには気がついていましたが、2匹の猫を飼っているのでどちらの猫のものなのか不明。
沢山飲んだから沢山出るんだろう程度に考えていましたが、多飲多尿は第2期腎機能障害の症状であり、それが第3期を経て第4期の尿毒症まで進んで多臓器不全になったと思われます。
症状は徐々に徐々に進行していくみたいで、体重低下も徐々にということで、普段から大人しいレッド君の体調変化は、大人しいのか具合が悪いのかの判断がなかなか出来ず。
物言わない猫の体調管理の難しさをあらためて感じます。
7歳過ぎたあたりから定期健康診断を受けていれば、もしかしら早期発見も可能だったのかも知れないという悔いが残りますが、、入院させて出来る限りのことはしてあげれたのかとも思ったりします。
その比重は9対1くらいで悔いのほうが断然大きい。
そんなことで、現在「ペットロス」の真っ最中です。
悲しんでいてもレッド君が生き返ってくるわけでも無し、自分の死をもって残された「てつ」という猫の健康管理の大切さを教えてくれたレッド君。
明日は火葬して骨になってしまいますが、動物病院に行く時以外は家から出たことのないレッド君の骨片を持って今年はレース遠征をして、色々なところに連れていってあげたいと思っています。
遺影の写真を選びながら写真の整理をしている最中ですが、この10年間のレッド君の姿を紹介します。
2007年5月26日に旭川で生まれ

【2007年7月18日撮影】
2007年8月20日に我が家へやってきたレッド君

【2007年8月23日撮影】
10歳8ヶ月11日の生存期間でした。
キャットタワーの中間点でくつろぐレッド君

【2007年10月19日撮影】
レッド君より16日早く生まれた異母兄弟の「てつ」と仲良く記念撮影

【2007年10月25日撮影】
生後11か月
目つきがキリっとしてきたレッド君

【2008年4月26日撮影】
角度によってはまだまだ子供に見えるレッド君

【2008年8月25日撮影】
1歳2ヶ月ともなると、かなり大人の顔つきとなってきます。
2008年9月にデジタル一眼レフ「CANON EOS-50D」を購入して猫を撮影していますので、このあたりから写真のクオリティーが少しばかり向上??
今見ると「きちんとホワイトバランスの調整をしましょう」というところですが。

【2008年10月8日撮影】
60mmマクロの威力で、バックのボケは抜群

【2009年1月24日撮影】
姿が見えない時は、寝床の籠の中にいることが多くなりました。

【2009年3月22日撮影】
2歳を過ぎたあたりから鼻の部分に「黒いシミ」が出来始めました。

【2009年11月22日撮影】
実に言うことをよく聞く猫で、こんな正月写真もすんなりと撮影可能

【2010年1月2日撮影】
3歳を過ぎてから一気に鼻の「黒いシミ」が増え、爆睡時は舌が出ていることが多くなった

【2010年12月7日撮影】
カメラを構えたら逆向きに座ってしまい、反抗期に入ったのでしょうか?

【2011年1月2日撮影】
この写真を遺影に使いました。

【2011年3月19日撮影】
バックの観葉植物の緑が気にいったのか、キャツトタワーの上にいることが多くなりました。

【2011年11月3日撮影】
この写真、私自身は好きな一枚です。
午前10時少し前の日差し入る場所で日光浴中のレッド君

【2012年3月4日撮影】
ベランダで緊張気味のレッド君
たとえベランダといっても、レッド君には未知の屋外
この猫が慎重で少しばかり臆病な性格であることがよく判ります。

【2012年7月6日撮影】
5歳半を過ぎて中年猫に突入です。

【2013年1月4日撮影】
正面から見ると怖い顔が多いのに、斜め横から撮影するとレッド君は幼く見えます。

【2013年10月25日撮影】
久々の正月写真
お頭付きの鯛を目の前にしても、匂いを嗅ぐだけで絶対に口は付けないレッド君。
魚を見たらかぶりつく「てつ」とは違い、普段食べたことのない物にはとても慎重なレッド君です。

【2014年1月1日撮影】
またまた斜め横からの幼い顔つきのレッド君

【2014年5月8日撮影】
この姿勢が好きなレッド君。
向かって右側にはポット式石油ストーブがあり、温かくてお気に入りの場所です。

【2015年1月10日撮影】
2014年5月8日と同じ位置から同じ姿勢を撮影しましたが、耳の動きで表情が変わって見えます。

【2015年4月9日撮影】
今までには無い表情の写真です。

【2016年1月2日撮影】
9歳4ヶ月を過ぎ、そろそろ老猫の仲間入りか??

【2016年11月28日撮影】
写真撮影しようとしたら舌を出したではなくて、舌を出した瞬間を撮影。

【2017年1月14日撮影】
耳が折れて可愛らしいというのがスコティッシュの特徴かと思われますが、鋭い眼差しをすることが多いレッド君のようなスコもいます。
体中を舐めて綺麗にするという習慣の無いレッド君は目ヤニがついていても気にせず。
兄ちゃん猫のてつ君が見るに見かねてあちこちを舐めてあげることが多かった。

【2017年10月22日撮影】
外見的には大きな変化は無いが、今思うと、すでに病は末期に突入していると思われます。
多飲多尿はすでにこの頃には発生していた。
体重も徐々に減っていくもので、なかなか変化に気がつかない。

【2018年1月17日撮影】
今だから気がつくことですが、半月前に比べて目力があまり無い。
写真撮影した時間が朝だったので単に眠たいだけか?と思っていましたが、まさか4日後に死去するなんてまったく思ってもいなかった。
恐らくとても苦しいはずだったと思います、心配かけまいとしていたレッド君に「気がつけなくゴメンネ」と謝るしかありません。

【2018年2月2日撮影】
この写真が息をしているレッド君を撮影した最後の写真です。
突然死する猫が以外と多いこと、猫は10歳を過ぎたら慢性腎不全になる確率がすごく高いことは知っていました。
2016年11月28日のブログに「我が家の猫も突然死んじゃうかも??これは生きていた証を残すようにブログ「スコティッシュのてつとレッド」の掲載再開したほうがいいのか?なんて思ったりして、わざとらしく写真撮影したりしています。」などと書いていますが、遺影写真を探していて2017年は呆れるほどに猫の写真を撮影していなかった。
それだもの猫の体調変化に気がつくはずもないと自分で自分に呆れています。
そんな私の怠慢さを、自分の死をもって教えてくれたレッド君、こんな飼い主に文句ひとついわずに10年8ヶ月11日も一緒に暮らしてくれたレッド君、本当に有難うございました。
君の死を決して無駄にすることなく、「てつ」という君の異母兄弟の兄の健康管理には十二分に注意します。
本当にレッド君、有難う。
どうか安らかにお眠りください。

【2010年6月30日撮影】
死因は「重度慢性腎不全」でした。
2月2日までは何時もと変わらない感じだったのですが、3日朝は後ろ足に何か力が入っていない感じで、水もあまり飲まず餌も食べず。
4日の朝一でかかりつけの動物病院に連れていき、検査したところ「重度慢性腎不全」「中度肝リピドーシス」「肺水腫」「慢性膵炎」で、余命一週間と告げられました。
このまま家に連れて帰って死を看取るか、入院させて輸液療法で状態の改善を試みるか、但し状態の改善が期待できる確率は4割程度。
どうしますか?と問われ、何もせずに死なせると悔いが残るので入院治療をお願いしました。
5日朝には肺水腫の改善がみられ、あとは輸液療法の効果を数日試みましょうということで、かすかな期待もあったのですが、本日6日朝8時過ぎに病院から「息が浅くてかなり危ない状態なので、看取りに来てください」との電話。
あわてて病院に向かう車の中で「今、亡くなりました」と携帯に悲しい知らせがありました。
4日の入院時に貰った慢性腎不全の原因が書かれた説明資料を見ると、思いあたるフシがいくつもありました。
数か月前から少しばかりオシッコの量が多いことには気がついていましたが、2匹の猫を飼っているのでどちらの猫のものなのか不明。
沢山飲んだから沢山出るんだろう程度に考えていましたが、多飲多尿は第2期腎機能障害の症状であり、それが第3期を経て第4期の尿毒症まで進んで多臓器不全になったと思われます。
症状は徐々に徐々に進行していくみたいで、体重低下も徐々にということで、普段から大人しいレッド君の体調変化は、大人しいのか具合が悪いのかの判断がなかなか出来ず。
物言わない猫の体調管理の難しさをあらためて感じます。
7歳過ぎたあたりから定期健康診断を受けていれば、もしかしら早期発見も可能だったのかも知れないという悔いが残りますが、、入院させて出来る限りのことはしてあげれたのかとも思ったりします。
その比重は9対1くらいで悔いのほうが断然大きい。
そんなことで、現在「ペットロス」の真っ最中です。
悲しんでいてもレッド君が生き返ってくるわけでも無し、自分の死をもって残された「てつ」という猫の健康管理の大切さを教えてくれたレッド君。
明日は火葬して骨になってしまいますが、動物病院に行く時以外は家から出たことのないレッド君の骨片を持って今年はレース遠征をして、色々なところに連れていってあげたいと思っています。
遺影の写真を選びながら写真の整理をしている最中ですが、この10年間のレッド君の姿を紹介します。
2007年5月26日に旭川で生まれ

【2007年7月18日撮影】
2007年8月20日に我が家へやってきたレッド君

【2007年8月23日撮影】
10歳8ヶ月11日の生存期間でした。
キャットタワーの中間点でくつろぐレッド君

【2007年10月19日撮影】
レッド君より16日早く生まれた異母兄弟の「てつ」と仲良く記念撮影

【2007年10月25日撮影】
生後11か月
目つきがキリっとしてきたレッド君

【2008年4月26日撮影】
角度によってはまだまだ子供に見えるレッド君

【2008年8月25日撮影】
1歳2ヶ月ともなると、かなり大人の顔つきとなってきます。
2008年9月にデジタル一眼レフ「CANON EOS-50D」を購入して猫を撮影していますので、このあたりから写真のクオリティーが少しばかり向上??
今見ると「きちんとホワイトバランスの調整をしましょう」というところですが。

【2008年10月8日撮影】
60mmマクロの威力で、バックのボケは抜群

【2009年1月24日撮影】
姿が見えない時は、寝床の籠の中にいることが多くなりました。

【2009年3月22日撮影】
2歳を過ぎたあたりから鼻の部分に「黒いシミ」が出来始めました。

【2009年11月22日撮影】
実に言うことをよく聞く猫で、こんな正月写真もすんなりと撮影可能

【2010年1月2日撮影】
3歳を過ぎてから一気に鼻の「黒いシミ」が増え、爆睡時は舌が出ていることが多くなった

【2010年12月7日撮影】
カメラを構えたら逆向きに座ってしまい、反抗期に入ったのでしょうか?

【2011年1月2日撮影】
この写真を遺影に使いました。

【2011年3月19日撮影】
バックの観葉植物の緑が気にいったのか、キャツトタワーの上にいることが多くなりました。

【2011年11月3日撮影】
この写真、私自身は好きな一枚です。
午前10時少し前の日差し入る場所で日光浴中のレッド君

【2012年3月4日撮影】
ベランダで緊張気味のレッド君
たとえベランダといっても、レッド君には未知の屋外
この猫が慎重で少しばかり臆病な性格であることがよく判ります。

【2012年7月6日撮影】
5歳半を過ぎて中年猫に突入です。

【2013年1月4日撮影】
正面から見ると怖い顔が多いのに、斜め横から撮影するとレッド君は幼く見えます。

【2013年10月25日撮影】
久々の正月写真
お頭付きの鯛を目の前にしても、匂いを嗅ぐだけで絶対に口は付けないレッド君。
魚を見たらかぶりつく「てつ」とは違い、普段食べたことのない物にはとても慎重なレッド君です。

【2014年1月1日撮影】
またまた斜め横からの幼い顔つきのレッド君

【2014年5月8日撮影】
この姿勢が好きなレッド君。
向かって右側にはポット式石油ストーブがあり、温かくてお気に入りの場所です。

【2015年1月10日撮影】
2014年5月8日と同じ位置から同じ姿勢を撮影しましたが、耳の動きで表情が変わって見えます。

【2015年4月9日撮影】
今までには無い表情の写真です。

【2016年1月2日撮影】
9歳4ヶ月を過ぎ、そろそろ老猫の仲間入りか??

【2016年11月28日撮影】
写真撮影しようとしたら舌を出したではなくて、舌を出した瞬間を撮影。

【2017年1月14日撮影】
耳が折れて可愛らしいというのがスコティッシュの特徴かと思われますが、鋭い眼差しをすることが多いレッド君のようなスコもいます。
体中を舐めて綺麗にするという習慣の無いレッド君は目ヤニがついていても気にせず。
兄ちゃん猫のてつ君が見るに見かねてあちこちを舐めてあげることが多かった。

【2017年10月22日撮影】
外見的には大きな変化は無いが、今思うと、すでに病は末期に突入していると思われます。
多飲多尿はすでにこの頃には発生していた。
体重も徐々に減っていくもので、なかなか変化に気がつかない。

【2018年1月17日撮影】
今だから気がつくことですが、半月前に比べて目力があまり無い。
写真撮影した時間が朝だったので単に眠たいだけか?と思っていましたが、まさか4日後に死去するなんてまったく思ってもいなかった。
恐らくとても苦しいはずだったと思います、心配かけまいとしていたレッド君に「気がつけなくゴメンネ」と謝るしかありません。

【2018年2月2日撮影】
この写真が息をしているレッド君を撮影した最後の写真です。
突然死する猫が以外と多いこと、猫は10歳を過ぎたら慢性腎不全になる確率がすごく高いことは知っていました。
2016年11月28日のブログに「我が家の猫も突然死んじゃうかも??これは生きていた証を残すようにブログ「スコティッシュのてつとレッド」の掲載再開したほうがいいのか?なんて思ったりして、わざとらしく写真撮影したりしています。」などと書いていますが、遺影写真を探していて2017年は呆れるほどに猫の写真を撮影していなかった。
それだもの猫の体調変化に気がつくはずもないと自分で自分に呆れています。
そんな私の怠慢さを、自分の死をもって教えてくれたレッド君、こんな飼い主に文句ひとついわずに10年8ヶ月11日も一緒に暮らしてくれたレッド君、本当に有難うございました。
君の死を決して無駄にすることなく、「てつ」という君の異母兄弟の兄の健康管理には十二分に注意します。
本当にレッド君、有難う。
どうか安らかにお眠りください。
Posted on 2018/02/06 Tue. 20:26
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