一人合宿の成果
8月19・20日の「一人合宿」の成果は、8月27日のサーモンカップレースで発揮されたのか?
一人合宿では主としてアウトホールの引き代(セイルの深さ)を色々と試していたのですが、今回のサーモンカップ第二レースでは第一上マークを全体の5番目、ラジアル・SRクラスでは2番目で回航ということで、合宿の成果を発揮しました。
悲しいかな一人合宿では周囲の艇を確認しながらセーリングするということが無いために、いざレース本番では舞い上がってしまって第一下マーク回航後の後続艇チェックが疎かとなり、同じクラスの2艇に抜かれ、おまけにコース取りも悪くて修正タイムで4.7に負けるという結果となりました。
サーモンカップ第二レース第一上マーク
3m/s弱の風ですが、何故かホッパーよりもレーザーが冴えていて、トップ回航は今年の国体代表S田さん。

2位は船齢30年を越す艇で老練の技を駆使するS島さん。

3位が江の島からの招待選手A井さん。4位が珍しくホッパーに乗っているヨッシー。
そしてそして、私が5位で上マークを回航したのでした。

旧オリンピックコースの第一下マークまでに確かホッパー一艇に私は抜かれただけで、第一下マークを全体の6位で回航したと思います。
第一下マーク回航の少し前に風速が4m/s程度に上がったのですが、第一下マーク回航後は右海面を先行するトップ集団の後を追いかけて帆走していました。
チラっと後続艇のU田さんが左海面に伸ばしていったのは覚えていますが、何故か後続艇の確認はせず。
上マークまでのレイラインに達してタックして下を見たら・・・かなりの勢いでラジアル2艇が帆走。
焦る私に追い打ちをかけるように左から来たホッパーが私のすぐ手前でタック。少しだけ影響を受けながら何とか第二上マークに到達した時には全体の10位、クラス別4位に後退。
そのままの順位で後続のホッパー・レーザー軍団に抜かれずに第二下マークを回航してフィニッシュできたのですが、修正タイムで4.7に食われ、第二レースは総合9位、クラス別5位という結果でした。
チッキショーと思っても後の祭りです。
レース翌日に祝津に艇を置きに行って、真っ先にやったのがバウに貼ってある「越後谷虎の穴」勝利の法則の撤去。


この「越後谷虎の穴」には何が書かれているのか?
「下を回航したら、先行艇に追いつこうなんて考えるな。先行艇との差が変わらないように努力すること。そうすれば勝手に先行艇が順位を落とすこともある。それよりも後続艇に抜かれないように、ルーズカバーとタイトカバーに専念すること」
その他諸々と、いたって常識的な勝利の法則の数々が書かれていますが、デッキに貼ってあっても勝つことは出来ません。
ということで、勝利の法則はデッキに貼る物ではなく頭の中に叩き込んで実行するものと心を入れ替えたところです。
そしてもう一つ変えたところ。
それはアウトホール調整シートの「たれ止め」の撤去。

今回、この「たれ止め」が微・軽風の時のセールカーブ調整の妨げとなることもあることを実感。
「たれ止め」が無くても大きな影響が無いのでアウトホール調整シートをすっきりとさせました。

アウトホール調整シート(その2)のブロックの位置も、軽風時にはこんな感じに取り付けることにしました。


浜名湖のK谷さん理論は正解のようで、こんな感じにするとアウトホール調整シート(その2)の動きが良くなります。
数値では無くて感覚でアウトホールの調整が出来ればいいのですが、目安として3ヶ所に印をつけています。

今回のような2~3m/sの風域の風での、アップウインドでのセールカーブは自分でも驚くほどにxxです。
それでも艇速も上り角度もかなり良いことを今回のサーモンで実感しました。
あとは、周囲をしっかり見て帆走できれば、軽風ではまあまあの位置を帆走できることを実感しました。
アドバイスをしてくれたハンモックA藤さん、有難うございました。
一人合宿では主としてアウトホールの引き代(セイルの深さ)を色々と試していたのですが、今回のサーモンカップ第二レースでは第一上マークを全体の5番目、ラジアル・SRクラスでは2番目で回航ということで、合宿の成果を発揮しました。
悲しいかな一人合宿では周囲の艇を確認しながらセーリングするということが無いために、いざレース本番では舞い上がってしまって第一下マーク回航後の後続艇チェックが疎かとなり、同じクラスの2艇に抜かれ、おまけにコース取りも悪くて修正タイムで4.7に負けるという結果となりました。
サーモンカップ第二レース第一上マーク
3m/s弱の風ですが、何故かホッパーよりもレーザーが冴えていて、トップ回航は今年の国体代表S田さん。

2位は船齢30年を越す艇で老練の技を駆使するS島さん。

3位が江の島からの招待選手A井さん。4位が珍しくホッパーに乗っているヨッシー。
そしてそして、私が5位で上マークを回航したのでした。

旧オリンピックコースの第一下マークまでに確かホッパー一艇に私は抜かれただけで、第一下マークを全体の6位で回航したと思います。
第一下マーク回航の少し前に風速が4m/s程度に上がったのですが、第一下マーク回航後は右海面を先行するトップ集団の後を追いかけて帆走していました。
チラっと後続艇のU田さんが左海面に伸ばしていったのは覚えていますが、何故か後続艇の確認はせず。
上マークまでのレイラインに達してタックして下を見たら・・・かなりの勢いでラジアル2艇が帆走。
焦る私に追い打ちをかけるように左から来たホッパーが私のすぐ手前でタック。少しだけ影響を受けながら何とか第二上マークに到達した時には全体の10位、クラス別4位に後退。
そのままの順位で後続のホッパー・レーザー軍団に抜かれずに第二下マークを回航してフィニッシュできたのですが、修正タイムで4.7に食われ、第二レースは総合9位、クラス別5位という結果でした。
チッキショーと思っても後の祭りです。
レース翌日に祝津に艇を置きに行って、真っ先にやったのがバウに貼ってある「越後谷虎の穴」勝利の法則の撤去。


この「越後谷虎の穴」には何が書かれているのか?
「下を回航したら、先行艇に追いつこうなんて考えるな。先行艇との差が変わらないように努力すること。そうすれば勝手に先行艇が順位を落とすこともある。それよりも後続艇に抜かれないように、ルーズカバーとタイトカバーに専念すること」
その他諸々と、いたって常識的な勝利の法則の数々が書かれていますが、デッキに貼ってあっても勝つことは出来ません。
ということで、勝利の法則はデッキに貼る物ではなく頭の中に叩き込んで実行するものと心を入れ替えたところです。
そしてもう一つ変えたところ。
それはアウトホール調整シートの「たれ止め」の撤去。

今回、この「たれ止め」が微・軽風の時のセールカーブ調整の妨げとなることもあることを実感。
「たれ止め」が無くても大きな影響が無いのでアウトホール調整シートをすっきりとさせました。

アウトホール調整シート(その2)のブロックの位置も、軽風時にはこんな感じに取り付けることにしました。


浜名湖のK谷さん理論は正解のようで、こんな感じにするとアウトホール調整シート(その2)の動きが良くなります。
数値では無くて感覚でアウトホールの調整が出来ればいいのですが、目安として3ヶ所に印をつけています。

今回のような2~3m/sの風域の風での、アップウインドでのセールカーブは自分でも驚くほどにxxです。
それでも艇速も上り角度もかなり良いことを今回のサーモンで実感しました。
あとは、周囲をしっかり見て帆走できれば、軽風ではまあまあの位置を帆走できることを実感しました。
アドバイスをしてくれたハンモックA藤さん、有難うございました。
Posted on 2017/09/02 Sat. 16:56
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