アイスヨット
12月に入って北国は本格的な冬に突入しました。
降った雪は融けることなく根雪となって来春までの長いお付き合いとなります。
湖や沼にも氷が張り、氷に穴を開けて「わかさぎ釣り」の季節となりました。
湖や沼に氷が張る・・・・そうです、北海道の東部にある根室市長節沼で年明け1月上旬にアイスヨットが行われるらしい。
昨年、右足脛骨・腓骨を骨折するという大きな怪我をしたにも関わらず、懲りずに来年1月8日に私はアイスヨットに乗りに根室まで行ってきます。
今回は小樽フリートのK西君も一緒です。
先日、K西君がフェイスブックにDNというアイスヨットクラスの動画を掲載しました。
それを見て、私も世界的に普及しているDNクラスアイスヨットのことを調べてみました。
北欧やカナダ、アメリカ東部では冬期間にアイスヨットに乗るのは普通の出来事で、地方選手権どころかワールドも開催されています。
参考サイト
http://na.idniyra.org/
http://www.iceboat.org/index.html
ホームページ「ヨットは只今漂流中」の表紙にもアイスヨットの動画を掲載していますが、この動画を見ると色々なことが判ります。
最初にアイスヨットを帆走させるためにはある程度の加速が必要なこと。
グライダーの離陸は車で引っ張って翼に揚力をつけて浮上しますが、アイスヨットは最初にセイルを引き込んで走って加速をつけ、セイルで揚力を発生させて推進しています。
動き始めたら、あとはセイルに風を流して揚力を得ることに全力をそそぐことでしょうか?
この動画を見る限り風速は4~5m/sあるか無しかですが、驚異的な速度で帆走しています。
アイスヨットを経験してみると判りますが、一度推進力を得て動きだしたアイスヨットはセイルに風を受けていなくても、ある程度の距離は減速しながらでも帆走します。
アイスヨットにはブレーキが付いているわけでは無いので、止める時はセイルを風上側に押すことが動画の後半を見ると判ります。
水上と違って氷上のヨットは速度が時速60km程度は出ていると思われます。
アイスヨットと言えばDNクラスが代名詞みたいです


氷上のF1です

レース前後に氷上にヨットを保管する時は、歯の部分は取り外しています。
これは、歯を付けたままで氷上に長い時間置いておくと歯と氷の接合面が凍結してしまい、解凍する手間がかかるからです。

氷点下30度近い場所で生活していないと、この写真を見て「何故に歯を外しているのか?」の理由を推測するのは難しい。
さすがに雪上は圧雪してあってもアイスヨットを帆走させることは困難ですが、多少の積雪があっても氷上ではこんなスキーのような物を装着すると、ある程度の積雪には対応できるらしい。

DNクラス以外に、OPのセイルを使った「ミニクラス」があるらしい。

その他に、こんなアイスヨットもかなり普及している感じです。



私達が根室で乗っているアイスヨットにもっとも近いのがこれです。


恐らく、根室ヨット協会関係者はこのアイスヨットの写真を参考に作成したと思われます。
根室で乗っているアイスヨットの写真を来年1月8日に撮影してきますので、その時にまたブログで紹介します。
最後に、こんな写真を発見。
氷の張っていない湖岸はレーザーが帆走し、その奥の氷上ではアイスヨットが帆走している。

流氷漂う海でレーザーに乗った猛者が北国にはいますが、世界には水面でヨットに乗った後に氷上でもヨットに乗れる場所があるのです。
実に羨ましい。真似したいとは思わないけどねー
降った雪は融けることなく根雪となって来春までの長いお付き合いとなります。
湖や沼にも氷が張り、氷に穴を開けて「わかさぎ釣り」の季節となりました。
湖や沼に氷が張る・・・・そうです、北海道の東部にある根室市長節沼で年明け1月上旬にアイスヨットが行われるらしい。
昨年、右足脛骨・腓骨を骨折するという大きな怪我をしたにも関わらず、懲りずに来年1月8日に私はアイスヨットに乗りに根室まで行ってきます。
今回は小樽フリートのK西君も一緒です。
先日、K西君がフェイスブックにDNというアイスヨットクラスの動画を掲載しました。
それを見て、私も世界的に普及しているDNクラスアイスヨットのことを調べてみました。
北欧やカナダ、アメリカ東部では冬期間にアイスヨットに乗るのは普通の出来事で、地方選手権どころかワールドも開催されています。
参考サイト
http://na.idniyra.org/
http://www.iceboat.org/index.html
ホームページ「ヨットは只今漂流中」の表紙にもアイスヨットの動画を掲載していますが、この動画を見ると色々なことが判ります。
最初にアイスヨットを帆走させるためにはある程度の加速が必要なこと。
グライダーの離陸は車で引っ張って翼に揚力をつけて浮上しますが、アイスヨットは最初にセイルを引き込んで走って加速をつけ、セイルで揚力を発生させて推進しています。
動き始めたら、あとはセイルに風を流して揚力を得ることに全力をそそぐことでしょうか?
この動画を見る限り風速は4~5m/sあるか無しかですが、驚異的な速度で帆走しています。
アイスヨットを経験してみると判りますが、一度推進力を得て動きだしたアイスヨットはセイルに風を受けていなくても、ある程度の距離は減速しながらでも帆走します。
アイスヨットにはブレーキが付いているわけでは無いので、止める時はセイルを風上側に押すことが動画の後半を見ると判ります。
水上と違って氷上のヨットは速度が時速60km程度は出ていると思われます。
アイスヨットと言えばDNクラスが代名詞みたいです


氷上のF1です

レース前後に氷上にヨットを保管する時は、歯の部分は取り外しています。
これは、歯を付けたままで氷上に長い時間置いておくと歯と氷の接合面が凍結してしまい、解凍する手間がかかるからです。

氷点下30度近い場所で生活していないと、この写真を見て「何故に歯を外しているのか?」の理由を推測するのは難しい。
さすがに雪上は圧雪してあってもアイスヨットを帆走させることは困難ですが、多少の積雪があっても氷上ではこんなスキーのような物を装着すると、ある程度の積雪には対応できるらしい。

DNクラス以外に、OPのセイルを使った「ミニクラス」があるらしい。

その他に、こんなアイスヨットもかなり普及している感じです。



私達が根室で乗っているアイスヨットにもっとも近いのがこれです。


恐らく、根室ヨット協会関係者はこのアイスヨットの写真を参考に作成したと思われます。
根室で乗っているアイスヨットの写真を来年1月8日に撮影してきますので、その時にまたブログで紹介します。
最後に、こんな写真を発見。
氷の張っていない湖岸はレーザーが帆走し、その奥の氷上ではアイスヨットが帆走している。

流氷漂う海でレーザーに乗った猛者が北国にはいますが、世界には水面でヨットに乗った後に氷上でもヨットに乗れる場所があるのです。
実に羨ましい。真似したいとは思わないけどねー
Posted on 2016/12/19 Mon. 21:17
TB: --
CM: 0
« あれの季節となりました | 閉鎖の準備 »
この記事に対するコメント
| h o m e |