プロの作品
6日から11日までポルトガルで49erFXヨーロッパ選手権が開催されていますが、オフィシャルサイトで公開されている大会初日の写真の中に「プロの撮影する写真はすごい!!」と唸ってしまう一枚があります。

今回の49erFXヨーロッパ選手権の写真撮影を任されているRicardo Pintoさん
この写真は「置きピン」という技法で、スキッパーにピントを合わせて流し撮りされています。
使用しているカメラはNIKON D45、絞りf13、シャッター速度1/60、ISO50、焦点距離240mm
Photoshop Lightroom6.0を使用して微調整されています。
置きピンで流し撮りする場合の基本設定である「シャッター速度1/60」に合致するので
おそらくシャッター速度優先で撮影されたものと思われますが、ISO50という設定には驚き
です。
絞りの値を大きくするためにISOを100以下に設定していると思われます。
絞りが解放値に近くなる(絞りの値が小さくなる)に従ってバックのボケが大きくなるので、
流し撮りの効果が半減してしまいます。
上マークを回航した直後、若しくは下マーク回航直後と思われますが、クルーの激しい
動きに反比例するようにスキッパーの動きが一番緩慢な瞬間を撮影されています。
スキッパーが動いていると、1/60のシャッター速度ではスキッパーもブレてしまうので
こんな写真は撮影できません。
色々と計算してカメラ設定され、ある一瞬を流し撮りすることでスピート感のある写真に
なっています。
さすがにプロの方が撮影される写真は計算し尽くされているなーと感じてしまう一枚です。
とても勉強になります。

今回の49erFXヨーロッパ選手権の写真撮影を任されているRicardo Pintoさん
この写真は「置きピン」という技法で、スキッパーにピントを合わせて流し撮りされています。
使用しているカメラはNIKON D45、絞りf13、シャッター速度1/60、ISO50、焦点距離240mm
Photoshop Lightroom6.0を使用して微調整されています。
置きピンで流し撮りする場合の基本設定である「シャッター速度1/60」に合致するので
おそらくシャッター速度優先で撮影されたものと思われますが、ISO50という設定には驚き
です。
絞りの値を大きくするためにISOを100以下に設定していると思われます。
絞りが解放値に近くなる(絞りの値が小さくなる)に従ってバックのボケが大きくなるので、
流し撮りの効果が半減してしまいます。
上マークを回航した直後、若しくは下マーク回航直後と思われますが、クルーの激しい
動きに反比例するようにスキッパーの動きが一番緩慢な瞬間を撮影されています。
スキッパーが動いていると、1/60のシャッター速度ではスキッパーもブレてしまうので
こんな写真は撮影できません。
色々と計算してカメラ設定され、ある一瞬を流し撮りすることでスピート感のある写真に
なっています。
さすがにプロの方が撮影される写真は計算し尽くされているなーと感じてしまう一枚です。
とても勉強になります。
Posted on 2015/07/07 Tue. 20:42
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