痛恨のDNS
6月30日は「第31回網走オープンヨットレース」に参加しました。
マイラーセイル使用可能の初レースです。
例えハルが傷だらけの艇でも、遠征時はオーニングを使用するのは艇に対しての愛情です。

艇を労わっていれば、それなりに応えてくれるものです。
もちろんレース会場でも、ハルカバーはデッキカバーに変身して活躍します。

艇を大切にするのは、基本中の基本。
シーマーチンは1艇のみの参加か?と思っていたら、「マイラーセイルと帆走比べをしてみたい」
と、K脇さんもマーチンでエントリーしました。

1539がマイラーセイル使用ですが、メインシートの取り回しは改造無しの私の艇。
6226がダクロンのコピーセイルですが、メインシートの取り回しはトラベラー方式に改造の
K脇艇。

私は20数年ぶりにマーチンに乗りますが、K脇さんは艇改造のために何度かマーチンに乗って
色々と試している感じです。
K脇さんが私のマイラーセイルを見て「思っていたよりも厚みがある。軽風よりも中強風で
帆走し易すそう」との感想でした。
気になる一言が「メインシートはもう少し太くてもいい・・・」
本当は出艇直前にセイルを揚げたいのですが、皆にセイルを見せびらかすために早めにセイル
を揚げました。
シパーさせたくないので、アウトホールもカニンガムもかなり引いて陸上待機です。

30日の網走湖は出艇時の風速は2m/s程度で、吹いても3m/sがMAXか?という状態。
出艇してアップウインドを帆走してみると、私の艇は風力の割には艇速があり、それは今までに
その風域では経験したことの無い状況だった。
微・軽風の場合は、スタート予定時刻30分前になったら本部艇の近くから離れるな。
そんな常識を忘れて「これは今日はもらったな・・・」などと思って、微軽風の中を上マークが
設置されるであろうあたりまで帆走してみた。
この行為が後々、とんでもないことになることにも気がつかずに・・・
1・2マークを持った運営艇が1マークを打ち終わり、2マークを打ってから5分くらい
経過した頃であろうか?いきなり音響信号1発!!
旗は見えないけれど、時計を見たら9時55分!!!!
レース日程では第一レーススタート予定10時なので、運営には何の問題も無し。
その時点で私のいた位置は、上マークと下マークの中間よりもかなり上マーク側
かなり焦ってダウンウインドを帆走しますが、所詮2m/sの風
いくらアップウインドは驚異の艇速でも、ダウンウインドは何時もの艇速・・
レースのほうは4分前・・・1分前と信号が発せられ、10時ジャストにスタートされました。
私は「回答旗が掲揚されないか、第一代表旗が掲揚されないか」と祈ってみたけれど、虚しい
祈りでした。
あとはひたすらスタートライン解消の10時4分目指してダウンウインドを帆走しますが、努力も
虚しく、私が本部艇に到達したときにはアンカーを揚げて移動するところでした。
このままでは悔しいので、本部艇にレースコース帆走の許可をもらい「トップ艇に追いついたら
特別賞をやる。但しレース艇の邪魔はするな」との涙の出るような励ましまでもらって上マーク
を目指します。
残念なことに、途中から風が北西から北東に風が変わり、風速も3m/s程度出てきました。
それでも私が1上を回航する時点で、後ろに数艇いました。
これがスタート6分程度遅れた私の上マーク回航の様子

トップ艇との差は、この程度

アビームとダウンウインドは艇速が著しく良いわけでは無いので、とりあえずアップウインドの
艇速を再確認できたので、外側一周でレースコースから離脱。
6分程度の遅れでスタートしてトップ艇との差が写真の通りなので、まともにスタートしていれば
どんな位置を帆走していたことか・・
まあ「・・たら」「・・れば」の話は止めましょう。
微・軽風の楽しみは、また今度。
風が5~6m/sに上がった第2レース
スタートは下3番目で一線からスタートできました。

写真を見ると、やはりフットベルトが短くてフルハイクの姿勢では無い

左端に見慣れたセイルナンバー「177441」の艇。
乗っているのはE野さん。
決して私のレーザーを貸したのではなく、江差全日本の時に新調し、全日本終了と同時に
E野さんに譲ったセイルをセイルナンバー変更せずに使用しているから。
自分の艇では無くても「177441」が良い位置からスタートする風景は素晴らしい。
スタンダードクラス2位の成績も素晴らしい。
1位I割さん、2位E野さんは、はまなす国体成年2部の北海道代表コンピ。
まだまだ現役なのも素晴らしい!!
以前も掲載していますが、こんなバーが付いているので

こんな位置にカムクリートを付けることになり、お尻の下がこのカムクリートになる

おまけに、フットベルトがこんな感じで取り付けしてあるので

フルハイクが困難なのが現状。
今週末にこのバーは撤去して、フットベルトもホッパー方式に変更する予定です。
今回のレースでは色々な風域を帆走しましたが、セイル関係無しにマーチンは5m/s以上の
風域では、あまりギリギリに上らせてアッフウインドを帆走するよりも、若干落とし気味で艇速
重視のほうが私には合っている帆走方法だと感じた。
レース結果は、K脇選手が修正タイムで1-1の優勝
しかも、YNが本来は105なのに、間違って104で計算してもである。
私はDNS-10という上品な成績
第二レース、第一上マークでの私とK脇選手の差はこのくらい

この差を、フットベルト取り付け方法の変更と帆走方法の変更で、どれだけ縮めることが出来る
のか・・・
K脇選手は今後のオープンレースはホッパーで出るらしいので比べることが出来ないのが、
とても残念です。
今回は、K脇選手がマーチンでエントリーしてくれたおかげで、色々なアドバイスももらえたし
メインシートは太めのほうがいいということを発見することが出来て感謝しています。
「今年はマーチンでオープンレースに出る。少なくとも1勝はしたい」
この考えは変わっていません。まだ1戦しか終わっていないのだから。
7日の札幌市民レースで今回の課題修正の成果を確認し、8月4日のオホーツクレースは頑張り
ますよ。
マイラーセイル使用可能の初レースです。
例えハルが傷だらけの艇でも、遠征時はオーニングを使用するのは艇に対しての愛情です。

艇を労わっていれば、それなりに応えてくれるものです。
もちろんレース会場でも、ハルカバーはデッキカバーに変身して活躍します。

艇を大切にするのは、基本中の基本。
シーマーチンは1艇のみの参加か?と思っていたら、「マイラーセイルと帆走比べをしてみたい」
と、K脇さんもマーチンでエントリーしました。

1539がマイラーセイル使用ですが、メインシートの取り回しは改造無しの私の艇。
6226がダクロンのコピーセイルですが、メインシートの取り回しはトラベラー方式に改造の
K脇艇。

私は20数年ぶりにマーチンに乗りますが、K脇さんは艇改造のために何度かマーチンに乗って
色々と試している感じです。
K脇さんが私のマイラーセイルを見て「思っていたよりも厚みがある。軽風よりも中強風で
帆走し易すそう」との感想でした。
気になる一言が「メインシートはもう少し太くてもいい・・・」
本当は出艇直前にセイルを揚げたいのですが、皆にセイルを見せびらかすために早めにセイル
を揚げました。
シパーさせたくないので、アウトホールもカニンガムもかなり引いて陸上待機です。

30日の網走湖は出艇時の風速は2m/s程度で、吹いても3m/sがMAXか?という状態。
出艇してアップウインドを帆走してみると、私の艇は風力の割には艇速があり、それは今までに
その風域では経験したことの無い状況だった。
微・軽風の場合は、スタート予定時刻30分前になったら本部艇の近くから離れるな。
そんな常識を忘れて「これは今日はもらったな・・・」などと思って、微軽風の中を上マークが
設置されるであろうあたりまで帆走してみた。
この行為が後々、とんでもないことになることにも気がつかずに・・・
1・2マークを持った運営艇が1マークを打ち終わり、2マークを打ってから5分くらい
経過した頃であろうか?いきなり音響信号1発!!
旗は見えないけれど、時計を見たら9時55分!!!!
レース日程では第一レーススタート予定10時なので、運営には何の問題も無し。
その時点で私のいた位置は、上マークと下マークの中間よりもかなり上マーク側
かなり焦ってダウンウインドを帆走しますが、所詮2m/sの風
いくらアップウインドは驚異の艇速でも、ダウンウインドは何時もの艇速・・
レースのほうは4分前・・・1分前と信号が発せられ、10時ジャストにスタートされました。
私は「回答旗が掲揚されないか、第一代表旗が掲揚されないか」と祈ってみたけれど、虚しい
祈りでした。
あとはひたすらスタートライン解消の10時4分目指してダウンウインドを帆走しますが、努力も
虚しく、私が本部艇に到達したときにはアンカーを揚げて移動するところでした。
このままでは悔しいので、本部艇にレースコース帆走の許可をもらい「トップ艇に追いついたら
特別賞をやる。但しレース艇の邪魔はするな」との涙の出るような励ましまでもらって上マーク
を目指します。
残念なことに、途中から風が北西から北東に風が変わり、風速も3m/s程度出てきました。
それでも私が1上を回航する時点で、後ろに数艇いました。
これがスタート6分程度遅れた私の上マーク回航の様子

トップ艇との差は、この程度

アビームとダウンウインドは艇速が著しく良いわけでは無いので、とりあえずアップウインドの
艇速を再確認できたので、外側一周でレースコースから離脱。
6分程度の遅れでスタートしてトップ艇との差が写真の通りなので、まともにスタートしていれば
どんな位置を帆走していたことか・・
まあ「・・たら」「・・れば」の話は止めましょう。
微・軽風の楽しみは、また今度。
風が5~6m/sに上がった第2レース
スタートは下3番目で一線からスタートできました。

写真を見ると、やはりフットベルトが短くてフルハイクの姿勢では無い

左端に見慣れたセイルナンバー「177441」の艇。
乗っているのはE野さん。
決して私のレーザーを貸したのではなく、江差全日本の時に新調し、全日本終了と同時に
E野さんに譲ったセイルをセイルナンバー変更せずに使用しているから。
自分の艇では無くても「177441」が良い位置からスタートする風景は素晴らしい。
スタンダードクラス2位の成績も素晴らしい。
1位I割さん、2位E野さんは、はまなす国体成年2部の北海道代表コンピ。
まだまだ現役なのも素晴らしい!!
以前も掲載していますが、こんなバーが付いているので

こんな位置にカムクリートを付けることになり、お尻の下がこのカムクリートになる

おまけに、フットベルトがこんな感じで取り付けしてあるので

フルハイクが困難なのが現状。
今週末にこのバーは撤去して、フットベルトもホッパー方式に変更する予定です。
今回のレースでは色々な風域を帆走しましたが、セイル関係無しにマーチンは5m/s以上の
風域では、あまりギリギリに上らせてアッフウインドを帆走するよりも、若干落とし気味で艇速
重視のほうが私には合っている帆走方法だと感じた。
レース結果は、K脇選手が修正タイムで1-1の優勝
しかも、YNが本来は105なのに、間違って104で計算してもである。
私はDNS-10という上品な成績
第二レース、第一上マークでの私とK脇選手の差はこのくらい

この差を、フットベルト取り付け方法の変更と帆走方法の変更で、どれだけ縮めることが出来る
のか・・・
K脇選手は今後のオープンレースはホッパーで出るらしいので比べることが出来ないのが、
とても残念です。
今回は、K脇選手がマーチンでエントリーしてくれたおかげで、色々なアドバイスももらえたし
メインシートは太めのほうがいいということを発見することが出来て感謝しています。
「今年はマーチンでオープンレースに出る。少なくとも1勝はしたい」
この考えは変わっていません。まだ1戦しか終わっていないのだから。
7日の札幌市民レースで今回の課題修正の成果を確認し、8月4日のオホーツクレースは頑張り
ますよ。
Posted on 2013/07/01 Mon. 21:20
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