写真撮影遠征総括
初めて写真撮影が目的でヨットレース見物に行ったのが2009年の唐津ラジアルワールド
で、今回が2回目のヨットレース撮影遠征でした。
唐津の時は、カメラの取り扱い方法をあまり知らず「スポーツモードで撮影すれば何とかなる
だろう」とお気楽なものでした。
今回は、今年の岐阜国体セーリング競技でのプロの方の撮影データを研究し、親指AFという
プロの技も習得しての撮影遠征でした。
結果としてまだピントの甘い写真が多く、AFに関してカメラの設定し忘れている箇所がある
のでは?という感じです。
運営艇に乗せて、しかも第二マークがいいな・・・
こんなワガママを言っていた私ですが、初日は願い通りに第二マーク担当の黒ゴムボートに
乗せてもらっての写真撮影。

長浜フリート改行師撮影の写真借用
このゴムボート、ロス五輪FD級出場のS藤三郎さんが操縦しているもので、私は緊張と
波が高くて揺れることもあって悪戦苦闘の写真撮影でした。
おまけに、初日は最大14m/sくらいの風が吹き沈艇が続出し、リタイア艇も多くて
機動性の良いゴムボートはリタイア艇の確認作業、沈艇の救助依頼でレース海面を爆走。
当然に写真撮影なんてしている暇はありません。
それはそれで、昨年2月に津で開催されたミッドウインターで運営に大変な迷惑をかけた
罪滅ぼしの絶好の機会でした。
そんなこともあって「せっかく遠くから写真撮影に来たのだから」と2日目からは第三マーク艇
への同乗を勧められました。

K藤さん撮影の写真借用

長浜フリート改行師撮影の写真借用
かなり優雅な撮影風景ですが、これはこれで船の横揺に合わせての撮影で大変だったりします。
何とワガママなこと・・・
ここから、撮影日毎に数枚の写真の使っての反省会
2日
揺れの激しいゴムボートからの撮影なので、こんな写真が多かった。

私の癖でもありますが、水平ではなくて「右下がりの写真」
それをレタッチソフトを使って

こんな感じに修正して一般公開ということになります。
それと今回の写真撮影での失敗作は、こんな現象
第二マークを疾走する「181197」秋山選手と「187425」長谷川選手ですが



何故に真ん中の写真は「明るすぎ」なのか?
これ、秋山選手と長谷川選手を連写し続けていたのですが、カメラは途中でシャッター速度を
1/2500から1/1000に変更し、また1/2500に戻すということを自動的にしています。
「AV絞り優先AE」という設定で、絞り(f値)6.3で撮影していますので、カメラは自動的
にf6.3という絞りの値に合致したシャッター速度を算出します。
真ん中のシーンの時にf6.3、1/2500では暗すぎると判断し1/1000にシャッター
速度を遅くしたと思われます。
私としては、別に1/2500のままで良かったのに・・と思っていますので、こんな現象を
カメラの何処かの設定で回避することができないのか現在調査中。
真ん中の場面が一番素晴らしいシーンだったのに残念!!
11月2日に撮影した写真の中で、私が一番好きな写真はこの一枚

永井選手ですが、恐らく2日に撮影した写真の中に一番登場回数が多いのが永井選手です。
クローズでもダウンウインドでも姿勢が良いので、ついついシャッターを押してしまいます。
3日
今日からは4.7全日本も併催になりました。
4.7クラスには、今年ドミニカで開催されたOP世界選手権日本代表高山選手、OPアジア
選手権代表榊原選手などの現役OPナショナルチームの選手、遠藤選手のように1月にオース
トラリアユース選手権4.7クラスに日本代表で参加している選手、その他にもラシアルクラス
ジュニアユースナショナルチーム候補の選手なども複数参加しています。
スタンダードもラジアルもスタートシーンの撮影はしなかったのですが、特別に4.7のみ
スタートシーンを撮影させてもらいました。

2日も3日も、スタンダードクラスはトップ3~4艇が他を圧倒して帆走しています。

意外とこんな写真はバルクヘッドマガジンに投稿しても?不採用で
こんなシーンとか

こんなシーンが使われる可能性大

この写真が11月6日のバルクヘッドマガジンに掲載されました。
誠に恐れ多いことでございます。もっと沢山の写真が掲載されように精進していきたいと思います。
今回の4.7全日本には、遥々と北海道から2名の選手が参加していました。
望裕さんと豪助君。
2012ラジアルナショナルチーム松苗選手の教え子達です。
普段は室蘭で練習していますが、室蘭は北海道で現在一番ユース育成が盛んな地です。
指導者が松苗選手以外に、JSAFジュニア・ユース育成強化委員会の藤谷 匠さんがおり
今回は藤谷 匠さんが引率してきました。
豪助君とは今年3度程北海道内で一緒のレースに出ていますが、私の2勝1敗・・
何とSRに乗った豪助君にラジアルの私は1敗しているのです。
しかも最後のマーク回航後に徹底的に抑えられて・・・
今回、彼の帆走を見て「将来が楽しみだ」と実感しています。
ユース代表選手が沢山参加している今回の大会で、成績はいまひとつでしたが得るものは
多かったと思います。
彼の健闘を称えて、女子ラジアル優勝者の多田選手とのハイクアウト姿勢の比較を掲載。


4日
風が振れ回る一日でした。
3クラス共にスタートはしましたが、結局のところ4.7のみ1レース成立。
あとの2クラスはレース途中でノーレースとなりました。
4.7クラスもスタンダードほどの差は無いのですか、上位数艇が他を圧倒して帆走して
いることが多かった。
軽風の4日、アウターループの3ダッシュマークに後続艇を引き離して向かってきたのは
「196492」遠藤選手、「196496」中山選手の女子2名

「196492」遠藤選手が3ダッシュマークをトップ回航した時点で、後続艇との差はこんな
感じ

前日は3-5-1の「150156」近藤選手、1-1-2の「201548」高山選手が女子
2名から少し離されて3ダッシュマークを3番、4番で回航。

2マーク~3マークを回航し、5マークへ向かって来た時には順位が変わっていた。
「150156」近藤選手と「196492」遠藤選手のトップ争い

続いて「201548」高山選手

結果は、「196492」遠藤選手、「150156」近藤選手、「201548」高山選手の順
でフィニッシュとなりました。
レース終了後にハーバーに戻ってきた運営関係者とカメラマン(左側2名)
何故かとてもお疲れの様子。

K藤さん撮影の写真借用
そんな、こんなの津全日本船上カメラマン遠征でございました。
3日間トータルで撮影した写真の枚数は2471枚、公開した枚数が333枚
まだまだ未熟な撮影技術・・・
「素人の割にはやるじゃん」という写真が撮影できるように、これから益々精進していきたいと
思っております。
レーザー津フリートの皆様並びに大会関係者の皆様には、大変にお世話になりまして有難う
ございました。
おかげさまで、素晴らしい写真撮影ができましたことを感謝いたします。
最後に、少しだけ写真に興味のある方のために今回の撮影データです。
各写真に共通の設定は、AV絞り優先AE、f6.3、ISO400、WBはオート、海上写真は
UVフィルター使用
3、4日の海上写真は+1/3の露出補正
公開写真は、Photoshop Elementsを使用して幅800ピクセルにリサイズ、
右下がりの写真は水平調整をしています。
一日目写真集
二日目写真集
三日目写真集
で、今回が2回目のヨットレース撮影遠征でした。
唐津の時は、カメラの取り扱い方法をあまり知らず「スポーツモードで撮影すれば何とかなる
だろう」とお気楽なものでした。
今回は、今年の岐阜国体セーリング競技でのプロの方の撮影データを研究し、親指AFという
プロの技も習得しての撮影遠征でした。
結果としてまだピントの甘い写真が多く、AFに関してカメラの設定し忘れている箇所がある
のでは?という感じです。
運営艇に乗せて、しかも第二マークがいいな・・・
こんなワガママを言っていた私ですが、初日は願い通りに第二マーク担当の黒ゴムボートに
乗せてもらっての写真撮影。

長浜フリート改行師撮影の写真借用
このゴムボート、ロス五輪FD級出場のS藤三郎さんが操縦しているもので、私は緊張と
波が高くて揺れることもあって悪戦苦闘の写真撮影でした。
おまけに、初日は最大14m/sくらいの風が吹き沈艇が続出し、リタイア艇も多くて
機動性の良いゴムボートはリタイア艇の確認作業、沈艇の救助依頼でレース海面を爆走。
当然に写真撮影なんてしている暇はありません。
それはそれで、昨年2月に津で開催されたミッドウインターで運営に大変な迷惑をかけた
罪滅ぼしの絶好の機会でした。
そんなこともあって「せっかく遠くから写真撮影に来たのだから」と2日目からは第三マーク艇
への同乗を勧められました。

K藤さん撮影の写真借用

長浜フリート改行師撮影の写真借用
かなり優雅な撮影風景ですが、これはこれで船の横揺に合わせての撮影で大変だったりします。
何とワガママなこと・・・
ここから、撮影日毎に数枚の写真の使っての反省会
2日
揺れの激しいゴムボートからの撮影なので、こんな写真が多かった。

私の癖でもありますが、水平ではなくて「右下がりの写真」
それをレタッチソフトを使って

こんな感じに修正して一般公開ということになります。
それと今回の写真撮影での失敗作は、こんな現象
第二マークを疾走する「181197」秋山選手と「187425」長谷川選手ですが



何故に真ん中の写真は「明るすぎ」なのか?
これ、秋山選手と長谷川選手を連写し続けていたのですが、カメラは途中でシャッター速度を
1/2500から1/1000に変更し、また1/2500に戻すということを自動的にしています。
「AV絞り優先AE」という設定で、絞り(f値)6.3で撮影していますので、カメラは自動的
にf6.3という絞りの値に合致したシャッター速度を算出します。
真ん中のシーンの時にf6.3、1/2500では暗すぎると判断し1/1000にシャッター
速度を遅くしたと思われます。
私としては、別に1/2500のままで良かったのに・・と思っていますので、こんな現象を
カメラの何処かの設定で回避することができないのか現在調査中。
真ん中の場面が一番素晴らしいシーンだったのに残念!!
11月2日に撮影した写真の中で、私が一番好きな写真はこの一枚

永井選手ですが、恐らく2日に撮影した写真の中に一番登場回数が多いのが永井選手です。
クローズでもダウンウインドでも姿勢が良いので、ついついシャッターを押してしまいます。
3日
今日からは4.7全日本も併催になりました。
4.7クラスには、今年ドミニカで開催されたOP世界選手権日本代表高山選手、OPアジア
選手権代表榊原選手などの現役OPナショナルチームの選手、遠藤選手のように1月にオース
トラリアユース選手権4.7クラスに日本代表で参加している選手、その他にもラシアルクラス
ジュニアユースナショナルチーム候補の選手なども複数参加しています。
スタンダードもラジアルもスタートシーンの撮影はしなかったのですが、特別に4.7のみ
スタートシーンを撮影させてもらいました。

2日も3日も、スタンダードクラスはトップ3~4艇が他を圧倒して帆走しています。

意外とこんな写真はバルクヘッドマガジンに投稿しても?不採用で
こんなシーンとか

こんなシーンが使われる可能性大

この写真が11月6日のバルクヘッドマガジンに掲載されました。
誠に恐れ多いことでございます。もっと沢山の写真が掲載されように精進していきたいと思います。
今回の4.7全日本には、遥々と北海道から2名の選手が参加していました。
望裕さんと豪助君。
2012ラジアルナショナルチーム松苗選手の教え子達です。
普段は室蘭で練習していますが、室蘭は北海道で現在一番ユース育成が盛んな地です。
指導者が松苗選手以外に、JSAFジュニア・ユース育成強化委員会の藤谷 匠さんがおり
今回は藤谷 匠さんが引率してきました。
豪助君とは今年3度程北海道内で一緒のレースに出ていますが、私の2勝1敗・・
何とSRに乗った豪助君にラジアルの私は1敗しているのです。
しかも最後のマーク回航後に徹底的に抑えられて・・・
今回、彼の帆走を見て「将来が楽しみだ」と実感しています。
ユース代表選手が沢山参加している今回の大会で、成績はいまひとつでしたが得るものは
多かったと思います。
彼の健闘を称えて、女子ラジアル優勝者の多田選手とのハイクアウト姿勢の比較を掲載。


4日
風が振れ回る一日でした。
3クラス共にスタートはしましたが、結局のところ4.7のみ1レース成立。
あとの2クラスはレース途中でノーレースとなりました。
4.7クラスもスタンダードほどの差は無いのですか、上位数艇が他を圧倒して帆走して
いることが多かった。
軽風の4日、アウターループの3ダッシュマークに後続艇を引き離して向かってきたのは
「196492」遠藤選手、「196496」中山選手の女子2名

「196492」遠藤選手が3ダッシュマークをトップ回航した時点で、後続艇との差はこんな
感じ

前日は3-5-1の「150156」近藤選手、1-1-2の「201548」高山選手が女子
2名から少し離されて3ダッシュマークを3番、4番で回航。

2マーク~3マークを回航し、5マークへ向かって来た時には順位が変わっていた。
「150156」近藤選手と「196492」遠藤選手のトップ争い

続いて「201548」高山選手

結果は、「196492」遠藤選手、「150156」近藤選手、「201548」高山選手の順
でフィニッシュとなりました。
レース終了後にハーバーに戻ってきた運営関係者とカメラマン(左側2名)
何故かとてもお疲れの様子。

K藤さん撮影の写真借用
そんな、こんなの津全日本船上カメラマン遠征でございました。
3日間トータルで撮影した写真の枚数は2471枚、公開した枚数が333枚
まだまだ未熟な撮影技術・・・
「素人の割にはやるじゃん」という写真が撮影できるように、これから益々精進していきたいと
思っております。
レーザー津フリートの皆様並びに大会関係者の皆様には、大変にお世話になりまして有難う
ございました。
おかげさまで、素晴らしい写真撮影ができましたことを感謝いたします。
最後に、少しだけ写真に興味のある方のために今回の撮影データです。
各写真に共通の設定は、AV絞り優先AE、f6.3、ISO400、WBはオート、海上写真は
UVフィルター使用
3、4日の海上写真は+1/3の露出補正
公開写真は、Photoshop Elementsを使用して幅800ピクセルにリサイズ、
右下がりの写真は水平調整をしています。
一日目写真集
二日目写真集
三日目写真集
Posted on 2012/11/10 Sat. 00:25
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