北海道ジュニアヨット大会

昨年の秋に「江差カップレースin室蘭」というレースが室蘭でありました。
残念なことに悪天候でレースは中止となりましたが、その時に「来年のジュニア大会は紋別で開催します」とアナウンスされました。
何で紋別で?と私は不思議に思いました。
北海道でジュニアヨットクラブが存在するのは、函館、共和、室蘭、札幌、小樽と道央・道南に点在するだけで、紋別を含めて道東にはOP級ヨットすら持っている人もいない。
今年6月に開催された「洞爺湖サミット記念レース」に参加した時に、紋別ヨット協会の理事長から紋別で開催のジュニアレースの手伝いに来てほしいとお願いされていたこともあり、何で紋別でジュニアのレースが?という疑問の答えを見つけるために9日・10日に開催された「北海道ジュニアヨットレース」のお手伝いに紋別に行ってきました。
OP級15艇、ミニホッパー1艇、シーホッパーSR3艇が参加しましたが、開会式で日本ジュニアヨットクラブ連盟の石原会長から届いたメッセージで紋別開催の理由が判明しました。
北海道は「日本海」「太平洋」「オホーツク海」に囲まれていますが、ジュニアのレースがオホーツク海で開催されたことが無かったのです。
オホーツク海でのレースと言えば紋別だろうと言うことで、今回の大会が開催されたのです。
私は、普段は祝津で主に練習しているのですが、小樽ヨット少年団というジュニアクラブの活動を拝見することはあるのですが、あまり関わったことがありませんでした。
今回、ジュニアヨットレースの運営に携わって、子供達の純真さを感じると同時に、この選手達の中で大人になってからもヨットに乗っている人は何人いるのだろうか?
いや、高校生になっても乗っている人は何人いるのか?と疑問も感じました。
中学2年生でOPに乗っている男の子が「ホッパーSRに乗れと言われるけれど艇が無くて」とレセプションで言っていた一言がとても気になります。
今回、引率してきた大人の中で、私が普段のレースで一緒になる人は1人だけでした。
言い換えると、私がレースで一緒になる大人の中で、ジュニア育成に関与している人はすごく少ないということです。
これでは後輩は育ちません。
幸いに今回のジュニアレースで、道東からジュニアセーラーの卵が二人誕生しました。
この卵を立派な雛に育てていくことが大切です。
今回のジュニアレースに関与した道東の重鎮達?はジュニア育成の必要性と楽しさを感じたはずです。
道東のジュニア育成のために、頑張ってくれると思います。
Posted on 2008/08/12 Tue. 00:26
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この記事に対するコメント
お疲れ様でした
運営お疲れ様でした。ジュニアの卒業生としてお礼を言わせていただきます。
今年のジュニアの大会が
「なぜ紋別??」
と思っていた一人ですがお蔭様でなぞが解けました。
僕が子供のころは信じられないかもしれませんが
小樽ジュニアも毎週の練習日で
常に20艇前後の船が浮かんでいて
今と比べますと常にレース日みたいな感じで
その艇数でしかも上手くなれば上手くなるほど
船のグレードがよくなり、最後は最新のワールド対応
の船に乗せて頂いていました。
今の子達は人数も少ないの切磋琢磨が生まれず
道具も揃い、親や先生が何でもやってしまい
情報もネット等にあふれてるので
なかなか上手くいかないのかなと
勝手に思っております。
まぁそれだけではなく遊びがほかにも増えたから
というのもあるきがします。
僕も一応小中学生(一部の子)を見ていた時もありますが
とにかく楽しくさせてあげるのが一番で
速くなるというのはだいたいが親が思っている事であって
それを子供に求めるので高校くらいになると
上手くいかなくなるパターンが多いように見受けられます。
なので僕は聞いてきたら「こうじゃないかな?」
とその時にちゃんとした答えを与えてあげる
という形にしてあげると子供にだんだん欲求が生まれてくるのでもう十年経っていますが楽しく続けてくれています。
指導者の方々も続く人がいないので
指導者の世代交代も進んでいないのも
あると思いますので
もしよかったらmuraさんも
お暇な時でいいのでジュニアの子達を教えていただけますと
子供たちの刺激になると思いますので
遊んであげてください。
長々と失礼いたしました。
URL | ジャパネット #7jSCrm26
2008/08/12 19:33 * 編集 *
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