「レベル7」
3月いっぱいでラジオとテレビの全活動を休止予定だったジャナーリストの池上彰さんですが、大震災発生の関係で4月に入っても特番に出演され、原発事故の解説を含めて義援金の話等を実に分かり易く説明されています。
そこで私も負けずに「原子力事故の国際評価レベル7」についての解説を・・・
なんてのはウソですが、私なりに「レベル7」の深刻さについて情報収集してみた。
「評価レベル7」の基準は、放射性物質(ヨウ素131、セシウム137)の大気中への放出量が「数万テラベクレル」を超えることだそうです。
チェルノブイリ事故は520万テラベクレルという放出量だそうですが、福島第1原発事故は原子力安全・保安院の試算では想定放出量が計37万テラベクレル。
原子力安全委員会がモニタリング結果から逆算した試算値が計63万テラベクレル。
そんなことから、保安院は「チェルノブイリ事故の1割前後と少なく、同じレベル7でも相当違う」などと言っているのですが、放射性物質の放出量が数万テラベクレルを超えているのは紛れもない事実であり、原子力事故の国際評価レベルでは最悪の「深刻な事故」なのである。
チェルノブイリ事故では、被ばくを原因とする白血病やガンなどで多数の死者が出ました。
幸いなことに、福島第1原発事故で死者は出ていませんが、多数の避難者が出ていますし、放射性物質による海洋汚染、動植物汚染が広がっているのも事実です。
そして本日、新たに「レベル7」の深刻さを知る新聞記事を目にした。
英科学誌ネイチャーは「東京電力福島第1原発の廃炉や周辺の土地の除染対策が終わるまでに今後数十年、場合によっては100年を要する」との専門家の見解を発表したそうです。
1986年に原子炉が爆発したチェルノブイリ事故は、最終的な対策の除染の終了が2065年までかかるとされていますので、「チェルノブイリ原発と同様の除染対策が必要になるだろう」と指摘しているそうである。
新聞記事はhttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110413-OYT1T00809.htm
東北地方の復興に10年はかかるだろうと言われていますが、原発事故が終息するには100年かかる・・・
いったい誰がこの責任をとるというのだろうか?

そこで私も負けずに「原子力事故の国際評価レベル7」についての解説を・・・
なんてのはウソですが、私なりに「レベル7」の深刻さについて情報収集してみた。
「評価レベル7」の基準は、放射性物質(ヨウ素131、セシウム137)の大気中への放出量が「数万テラベクレル」を超えることだそうです。
チェルノブイリ事故は520万テラベクレルという放出量だそうですが、福島第1原発事故は原子力安全・保安院の試算では想定放出量が計37万テラベクレル。
原子力安全委員会がモニタリング結果から逆算した試算値が計63万テラベクレル。
そんなことから、保安院は「チェルノブイリ事故の1割前後と少なく、同じレベル7でも相当違う」などと言っているのですが、放射性物質の放出量が数万テラベクレルを超えているのは紛れもない事実であり、原子力事故の国際評価レベルでは最悪の「深刻な事故」なのである。
チェルノブイリ事故では、被ばくを原因とする白血病やガンなどで多数の死者が出ました。
幸いなことに、福島第1原発事故で死者は出ていませんが、多数の避難者が出ていますし、放射性物質による海洋汚染、動植物汚染が広がっているのも事実です。
そして本日、新たに「レベル7」の深刻さを知る新聞記事を目にした。
英科学誌ネイチャーは「東京電力福島第1原発の廃炉や周辺の土地の除染対策が終わるまでに今後数十年、場合によっては100年を要する」との専門家の見解を発表したそうです。
1986年に原子炉が爆発したチェルノブイリ事故は、最終的な対策の除染の終了が2065年までかかるとされていますので、「チェルノブイリ原発と同様の除染対策が必要になるだろう」と指摘しているそうである。
新聞記事はhttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110413-OYT1T00809.htm
東北地方の復興に10年はかかるだろうと言われていますが、原発事故が終息するには100年かかる・・・
いったい誰がこの責任をとるというのだろうか?

Posted on 2011/04/14 Thu. 21:08
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