ドイツと日本
コロナ緊急事態警報発令中の北海道ですが、特に札幌在住者は不要不急の外出自粛ということで札幌市内の公園等も使用禁止場所が多い。
写真撮影のために地方に遠征したくても、道北の某チューリップフェアーのように「地元の人しか入場できません」なんて催しも最近は珍しくもありません。
そんな催しはいっそのこと中止にすれば・・・などと思ってしまいますが、地元経済を少しでも潤そうという涙ぐましい努力を思うと一概に非難もできません。
札幌の花である「スズラン」の撮影をしたいなーと思っていたら、公園の名前にするほどの名所である「滝野すずらん公園」は、当初はコロナ緊急事態警報発令中の5月末まで閉鎖だったものがコロナ緊急事態警報延長の影響で期限未定の閉鎖となってしまいました。
チューリップ撮影に続いて二度目の痛手です。
駐車場利用料と入場料が必要な公園なので、入場ゲートが開かない限りは公園内に入り込むことも出来ないので涙です。
札幌の花と言いながら市内の公園で見かけることはまず無くなった「スズラン」ですが、宅地開発で自生する場所も激減しています。
どこかに咲いていないかなーー?と探していたら、私の住んでいる区のお隣の手稲区にある富丘西公園が札幌市内で現在確認されている唯一のスズラン群生地であることを知りました。
早速2日に写真を撮ってきました。
その時に撮影した写真の一部をfacebookで公開したのですが、その時に記載した
札幌市内で咲くほとんどが外来種のドイツスズランという葉より上で花が咲くのに対して、富丘西公園で咲いているのはニホンスズランで葉より下に花が咲くものです。
葉より下に花が咲くのが曲者で、花畑のように整備された場所ではなく自然の中に自生しているので写真撮影が大変に難しかったです。
という記載、何故に「自然の中に自生しているiニホンスズランの写真撮影が大変に難しい」のか?
言葉だけでは理解不能の人もいるだろうな??と思い、ブログに記載することと相成りましたぁ。
ドイツすずらんと日本すずらんの違いは以下のサイトを参照
植物ナビ:https://plant-world.biz/archives/10839
鏡花水月 花つむぎ:https://hana-tumugi.com/post-2096-2096
巷で「すずらん」と言うとドイツスズランが一般的なんだそうで、ドイツすずらんは花茎が葉より上のほうを向いて成長します。
こんな感じです。

注:この写真は私が撮影したものではなくネットで拾ったものです。拾い先不明のため勝手に使っています。すみません。
日本すずらは花茎が葉の中のほうに入ってしまいあまり伸びないらしい。
こんな感じ

写真撮影した富丘西公園の日本すずらんは、こんな木道の横で


ひっそりと咲いているので、注意しないと見逃してしまいます。


写真撮影は引き算
如何にして不要な物を省いていくか・・・
写真は寄りでしょ、いやいや引きの写真も・・・
写真撮影の難しさでもあり、面白さでもあります。
私と同じ年に生まれた写真家ということで最近興味のある写真家江口慎一さんの作風に魅力を感じて、マクロ撮影とかクローズアップ撮影にはまりつつある私
こんなのが最近の撮影機材でございます

一般の三脚に比べて若干高価なトラベル用三脚ですが、高価なりの働きをしてくれます。
狭い場所での撮影には重宝します。
Super Mag Sliderというフォーカシングアジャスターを駆使して接写したりするのですが

水平位置から下部に向けると微動が多くて使い物にならず。
結局のところ手持ち撮影が多くなるので、撮影場所によっては無用の長物となったりもする。
葉っぱの下で可憐に咲くスズランを見つけたら

寄る

限界まで寄る

その結果が、こんな写真の数々でございます





目についた物は、とりあえず写してみる

個人的には好きな一枚になったりもする
マクロ撮影とかクローズアップ撮影は、とにかくピント合わせの世界
風の吹く中で5mmくらいのスズランの花にピント合わせするのは大変だったりもします。
写真家江口慎一さんは「わざとピントを外して撮影するのもクローズアップ撮影の技」と言われます。
写真撮影の奥深さを実感する昨今であります。
最近、写真家江口慎一さんの撮影テクニックガイドを2冊購入して色々と勉強中ですが、使用機材で気になったのが180mmマクロF3.5というレンズ
Canonのカメラを使って撮影した写真の9割くらいが180mmマクロF3.5を使われています。

花の撮影は、富良野の富田ファームのように三脚使用しての撮影禁止だったり、北大植物園のように事前に撮影許可申請してくださいと言うような所が珍しくはありません。
スマホでサラっと撮影するのと違い、デジタル一眼でマクロ撮影するのは何かと制約が多い感じです。
私が現在メインで使用しているマクロレンズは「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」ですが、できるだけ焦点距離の長いマクロレンズが欲しい。
Canonの「EF180mm F3.5L マクロ USM」ですが、1996年(平成8年)4月に発売されて25年経過した今でも売られていますが新品は高価で手が出ません。
先日、ネットオークションで手頃な価格の良品を発見し、現在オークションに参加しています。
何とか落札して、これからの相棒にしたいと思います。
毎月のように美瑛通いをして風景写真を撮影していますが、今後はマクロレンズを使った風景写真撮影にチャレンジということで「UENO FARM」にも寄ってみたいと思います。
せっかく撮影した写真なので誰にも見られなくても何処かに掲載したいと思って「行雲流水」を開設しているのに、新規写真掲載をさぼっていることが気になり始めた昨今・・・であります。
行雲流水:https://laser177441.amebaownd.com/
写真撮影のために地方に遠征したくても、道北の某チューリップフェアーのように「地元の人しか入場できません」なんて催しも最近は珍しくもありません。
そんな催しはいっそのこと中止にすれば・・・などと思ってしまいますが、地元経済を少しでも潤そうという涙ぐましい努力を思うと一概に非難もできません。
札幌の花である「スズラン」の撮影をしたいなーと思っていたら、公園の名前にするほどの名所である「滝野すずらん公園」は、当初はコロナ緊急事態警報発令中の5月末まで閉鎖だったものがコロナ緊急事態警報延長の影響で期限未定の閉鎖となってしまいました。
チューリップ撮影に続いて二度目の痛手です。
駐車場利用料と入場料が必要な公園なので、入場ゲートが開かない限りは公園内に入り込むことも出来ないので涙です。
札幌の花と言いながら市内の公園で見かけることはまず無くなった「スズラン」ですが、宅地開発で自生する場所も激減しています。
どこかに咲いていないかなーー?と探していたら、私の住んでいる区のお隣の手稲区にある富丘西公園が札幌市内で現在確認されている唯一のスズラン群生地であることを知りました。
早速2日に写真を撮ってきました。
その時に撮影した写真の一部をfacebookで公開したのですが、その時に記載した
札幌市内で咲くほとんどが外来種のドイツスズランという葉より上で花が咲くのに対して、富丘西公園で咲いているのはニホンスズランで葉より下に花が咲くものです。
葉より下に花が咲くのが曲者で、花畑のように整備された場所ではなく自然の中に自生しているので写真撮影が大変に難しかったです。
という記載、何故に「自然の中に自生しているiニホンスズランの写真撮影が大変に難しい」のか?
言葉だけでは理解不能の人もいるだろうな??と思い、ブログに記載することと相成りましたぁ。
ドイツすずらんと日本すずらんの違いは以下のサイトを参照
植物ナビ:https://plant-world.biz/archives/10839
鏡花水月 花つむぎ:https://hana-tumugi.com/post-2096-2096
巷で「すずらん」と言うとドイツスズランが一般的なんだそうで、ドイツすずらんは花茎が葉より上のほうを向いて成長します。
こんな感じです。

注:この写真は私が撮影したものではなくネットで拾ったものです。拾い先不明のため勝手に使っています。すみません。
日本すずらは花茎が葉の中のほうに入ってしまいあまり伸びないらしい。
こんな感じ

写真撮影した富丘西公園の日本すずらんは、こんな木道の横で


ひっそりと咲いているので、注意しないと見逃してしまいます。


写真撮影は引き算
如何にして不要な物を省いていくか・・・
写真は寄りでしょ、いやいや引きの写真も・・・
写真撮影の難しさでもあり、面白さでもあります。
私と同じ年に生まれた写真家ということで最近興味のある写真家江口慎一さんの作風に魅力を感じて、マクロ撮影とかクローズアップ撮影にはまりつつある私
こんなのが最近の撮影機材でございます

一般の三脚に比べて若干高価なトラベル用三脚ですが、高価なりの働きをしてくれます。
狭い場所での撮影には重宝します。
Super Mag Sliderというフォーカシングアジャスターを駆使して接写したりするのですが

水平位置から下部に向けると微動が多くて使い物にならず。
結局のところ手持ち撮影が多くなるので、撮影場所によっては無用の長物となったりもする。
葉っぱの下で可憐に咲くスズランを見つけたら

寄る

限界まで寄る

その結果が、こんな写真の数々でございます





目についた物は、とりあえず写してみる

個人的には好きな一枚になったりもする
マクロ撮影とかクローズアップ撮影は、とにかくピント合わせの世界
風の吹く中で5mmくらいのスズランの花にピント合わせするのは大変だったりもします。
写真家江口慎一さんは「わざとピントを外して撮影するのもクローズアップ撮影の技」と言われます。
写真撮影の奥深さを実感する昨今であります。
最近、写真家江口慎一さんの撮影テクニックガイドを2冊購入して色々と勉強中ですが、使用機材で気になったのが180mmマクロF3.5というレンズ
Canonのカメラを使って撮影した写真の9割くらいが180mmマクロF3.5を使われています。

花の撮影は、富良野の富田ファームのように三脚使用しての撮影禁止だったり、北大植物園のように事前に撮影許可申請してくださいと言うような所が珍しくはありません。
スマホでサラっと撮影するのと違い、デジタル一眼でマクロ撮影するのは何かと制約が多い感じです。
私が現在メインで使用しているマクロレンズは「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」ですが、できるだけ焦点距離の長いマクロレンズが欲しい。
Canonの「EF180mm F3.5L マクロ USM」ですが、1996年(平成8年)4月に発売されて25年経過した今でも売られていますが新品は高価で手が出ません。
先日、ネットオークションで手頃な価格の良品を発見し、現在オークションに参加しています。
何とか落札して、これからの相棒にしたいと思います。
毎月のように美瑛通いをして風景写真を撮影していますが、今後はマクロレンズを使った風景写真撮影にチャレンジということで「UENO FARM」にも寄ってみたいと思います。
せっかく撮影した写真なので誰にも見られなくても何処かに掲載したいと思って「行雲流水」を開設しているのに、新規写真掲載をさぼっていることが気になり始めた昨今・・・であります。
行雲流水:https://laser177441.amebaownd.com/
Posted on 2021/06/04 Fri. 07:45
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コロナ禍の花見は
札幌市内は例年より一週間程早く桜が開花しましたが、コロナ禍の現在は札幌市が管理する公園は花見禁止のために立ち入り禁止場所が多い。
札幌市の桜の名所である円山公園に桜の撮影に行ってみましたが、桜の下はどこも立ち入り禁止です。



こんな写真を撮影するよりも

このような写真撮影が多い私

立ち入り禁止ではない場所に咲く桜を探しつつ、何枚かの写真を撮影してきました。



平日なので空いているかと思って行ってみた円山公園ですが、歩き花見をする人が予想外に多かった。
明日から大型連休入りで、恐らく多数の人が花散策に出かけると思われ、私の桜撮影は連休明けの美瑛遠征までお休みです。
札幌市の桜の名所である円山公園に桜の撮影に行ってみましたが、桜の下はどこも立ち入り禁止です。



こんな写真を撮影するよりも

このような写真撮影が多い私

立ち入り禁止ではない場所に咲く桜を探しつつ、何枚かの写真を撮影してきました。



平日なので空いているかと思って行ってみた円山公園ですが、歩き花見をする人が予想外に多かった。
明日から大型連休入りで、恐らく多数の人が花散策に出かけると思われ、私の桜撮影は連休明けの美瑛遠征までお休みです。
Posted on 2021/04/28 Wed. 18:57
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事前の準備はしっかりと
4月12日に田中邦衛さんの献花に富良野市麓郷に行ったことは昨日のブログに書きましたが、札幌から富良野に行く途中に中富良野にある「星に手のとどく丘」に寄って星景撮影をしました。
今年から星景撮影に本格的に取り組もうと思って、「Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX」というレンズを星景撮影用に購入しました。

このレンズは2月13日のブログに記載しましたが、今冬に美瑛に写真撮影に行った時に会ったプロカメラマン小河俊哉さんお勧めのレンズです。
今回はこのズームレンズを使用してEOS 6Dで星景撮影をしたのですが、撮影した写真は何か違和感を感じます。
ズームレンズの超広角14mm側を使用して撮影したので、周囲が欠けた写真になったのか?

と思っていたのですが、20mm側で撮影した写真もケラレが発生しているような気がする。



「ケラレ」というのは、画面の隅にレンズフードやフィルターが黒く写り込んでしまうことなんですが、レンズフードはきちんと装着しているし、フィルターは1枚しか使用していないのでケラレが発生する理由がありません。
状況確認のために、今日の日中にベランダにて撮影してみたら
20mm側

四隅にケラレ発生
四隅にケラレが発生するのは、レンズフードやフィルターが原因ではないと推測できます。
14mm側

ケラレなんてものではなく、四隅が完全に欠けているではないか!!
いったい何が原因なのか?とレンズの説明書を見てみたら
冒頭に「APS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用レンズですので、APS-Cサイズより大きい固体画像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラで使用しますとケラレが生じますので、使用しないでください」
という注意書きが記載されているではあーりませんか。
今回使用したEOS 6Dのイメージセンサーはフルサイズなので、注意書き通りの現象が発生しただけであり、すべての非は私にあるのだなーという結論に達したのでした。
試しに、APS-CサイズのイメージセンサーのEOS 50DにTokina AT-X 14-20 F2 PRO DXを取り付けで撮影してみたら
20mm

14mm

全く異常ない写真が撮影できました。
キャノンにはフルサイズのイメージセンサーに対応したEFレンズと、APS-Cサイズのイメージセンサーだけに対応したEF-Sレンズがありますが、確かにフルサイズのイメージセンサーを使用しているカメラにはEF-Sレンズは取り付けできない構造になっています。
Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DXがAPS-C用と知っていて購入し、フルサイズのカメラで使用した私のミスでございます。
せっかく購入したTokina AT-X 14-20 F2 PRO DXですので、今後はAPS-CサイズのイメージセンサーのEOS 7D2を星景撮影で使用したいと思います。
EOS 7D2は望遠レンズを取り付けてスポーツ撮影メインで今まで使用していましたが、星景撮影での出番が増えることで機材の有効活用となります。
使っているバッテリーがEOS 6DもEOS 7D2も同じなので良かった良かった。
今回の星景撮影は事前準備が疎かなうえに、撮影時の機材設定も手抜きが多くて正直なところ満足できる写真は一枚もありません。
今回の反省をふまえて、今後はきちんと準備をしてから撮影に出かけ、諸々の設定をきちんとして撮影したいと思います。
特に夜間の撮影はシュミレーションが大切であることを今回は実感しています。
今年から星景撮影に本格的に取り組もうと思って、「Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX」というレンズを星景撮影用に購入しました。

このレンズは2月13日のブログに記載しましたが、今冬に美瑛に写真撮影に行った時に会ったプロカメラマン小河俊哉さんお勧めのレンズです。
今回はこのズームレンズを使用してEOS 6Dで星景撮影をしたのですが、撮影した写真は何か違和感を感じます。
ズームレンズの超広角14mm側を使用して撮影したので、周囲が欠けた写真になったのか?

と思っていたのですが、20mm側で撮影した写真もケラレが発生しているような気がする。



「ケラレ」というのは、画面の隅にレンズフードやフィルターが黒く写り込んでしまうことなんですが、レンズフードはきちんと装着しているし、フィルターは1枚しか使用していないのでケラレが発生する理由がありません。
状況確認のために、今日の日中にベランダにて撮影してみたら
20mm側

四隅にケラレ発生
四隅にケラレが発生するのは、レンズフードやフィルターが原因ではないと推測できます。
14mm側

ケラレなんてものではなく、四隅が完全に欠けているではないか!!
いったい何が原因なのか?とレンズの説明書を見てみたら
冒頭に「APS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用レンズですので、APS-Cサイズより大きい固体画像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラで使用しますとケラレが生じますので、使用しないでください」
という注意書きが記載されているではあーりませんか。
今回使用したEOS 6Dのイメージセンサーはフルサイズなので、注意書き通りの現象が発生しただけであり、すべての非は私にあるのだなーという結論に達したのでした。
試しに、APS-CサイズのイメージセンサーのEOS 50DにTokina AT-X 14-20 F2 PRO DXを取り付けで撮影してみたら
20mm

14mm

全く異常ない写真が撮影できました。
キャノンにはフルサイズのイメージセンサーに対応したEFレンズと、APS-Cサイズのイメージセンサーだけに対応したEF-Sレンズがありますが、確かにフルサイズのイメージセンサーを使用しているカメラにはEF-Sレンズは取り付けできない構造になっています。
Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DXがAPS-C用と知っていて購入し、フルサイズのカメラで使用した私のミスでございます。
せっかく購入したTokina AT-X 14-20 F2 PRO DXですので、今後はAPS-CサイズのイメージセンサーのEOS 7D2を星景撮影で使用したいと思います。
EOS 7D2は望遠レンズを取り付けてスポーツ撮影メインで今まで使用していましたが、星景撮影での出番が増えることで機材の有効活用となります。
使っているバッテリーがEOS 6DもEOS 7D2も同じなので良かった良かった。
今回の星景撮影は事前準備が疎かなうえに、撮影時の機材設定も手抜きが多くて正直なところ満足できる写真は一枚もありません。
今回の反省をふまえて、今後はきちんと準備をしてから撮影に出かけ、諸々の設定をきちんとして撮影したいと思います。
特に夜間の撮影はシュミレーションが大切であることを今回は実感しています。
Posted on 2021/04/15 Thu. 22:25
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