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つれづれなるままに・・・

ヨットのこと、写真のこと、猫のこと、その他、つれづれなるままに・・・

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北海道胆振東部地震その1 

平成30年9月6日午前3時8分ころに発生した「北海道胆振東部地震」の本日までの体験記を忘備記録として掲載します。

9月4日夜から5日明け方にかけて台風21号が北海道付近を通過し、道内は建物破損・停電・JR運休などで少なからずの被害がありましたが、そんな嵐が去ってヤレヤレと思って寝ていた6日午前3時過ぎ。
熟睡中にも関わらず、不吉な思いで眼が覚めたと同時にこれまでの人生では体験したことの無い揺れに襲われました。
15階建てマンションの7階に住んでいますが、瞬間的に「もしかしたら倒壊するか?」と思うような揺れでありつつ、羊羹を揺らしたような柔らかな感じでもあり。
これはマンション等の高い建物独特の揺れなのだろうか?
そのうち食器棚が倒れたりするのだろうか?と思いながらも揺れが治まるまでベットの上にいたと言うか、動くことが出来なかったと言うか。
揺れていたのは1分くらいだろうか?もっと短い時間だったろうか?
パソコン室で物音がしたくらいで、LDKからは大きな音も無し。
停電にはなっていないので揺れが治まってからリビングダイニングに行ってみましたが、食器棚は微動だにしておらず中のグラスやコーヒーカップも少し動いた程度。
キッチンの作り付け食器棚は耐震構造なので、扉が開いて食器類が散乱するということも無し。
パソコン室のみ積んであったパソコンとディスブレイの空き箱が床に落下した程度でした。
大きな揺れと感じた割に室内は平穏状態でした。

寝室のテレビの電源を入れてみるとNHKでは速報が流れており、他の局も速報が出だしています。
とりあえずSNSで無事を報告しようとパソコンの電源を入れ、フェイスブックにアクセスしたら仙台のN瓶さんが早々の書き込み。
その書き込みに「私は無事です」とメッセージを書き込んでいる最中に最初の余震があり、ほぼ同時に電灯がチカチカと点滅して消え、パソコンの電源も落ちました。
真っ暗な中、リビングに行き懐中電灯を取り出して最初に向かったのは車。
部屋の中は停電しているのに、部屋の外の階段は非常用電源により明かりが灯っています。
停電によりエレベーターは動いていませんが、マンション購入時に災害に備えて7階の部屋を選択しており、徒歩で階段を1階まで降りることは日常から行っているので苦にもなりません。

何故車に向かったのか?

私の車の中には、マキタの「PAC100」というポータブル電源が積み込まれています。
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ヨットレースで道内はもちろん本州まで遠征する私は、車の中に宿泊する「車中泊」をすることが多い。
高速のPA・SAでの車中泊、レース会場での車中泊が多いのですが、そんな時に車の中で寝ながらテレビを見たり音楽を聞いたり、携帯の充電をしたりするのにAC100Vを使うことが多いです。
そのためにポータブル電源を車に積んでいます。
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写真左下の黒い物体がポータブル電源。
車中泊仕様に関しては2015/05/06のブログ参照。http://mura5151.jp/blog-entry-636.html

今回の震災では、このポータブル電源が大活躍しました。
停電中にも関わらず、2015/05/06のブログに書かれているようにパナソニックポータブルテレビを接続してテレビによる情報収集、LEDスタンドを接続して明りの確保など、車中泊時の車内環境をそのままベットサイドに移動しました。

停電時に外部との情報連絡はスマホに頼るしかありませんが、問題は電池の消耗です。
今回の震災で、コンピニで一番先に売り切れたのがスマホ充電機器だそうです。
災害時の携帯・スマホの充電については、2011.3.11以降災害が発生する都度ニュースに取り上げられていますが、そんなニュースを教訓にして私は20000mAhのポータブル電池を普段から愛用しています。
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ポータブル電池20000mAhフルで、私のi-Phoneは電池残15%くらいからフル状態までの充電が6回くらい可能です。
唯一の問題は、20000mAhのポータブル電池本体をフル充電するのには12時間くらいかかるので、残50%くらいになったらマメに充電しておかなければならないことくらい。
今回は偶然に5日の夜にi-Phoneの電池残が10%くらいだったので寝る前にi-Phoneフル充電しておいたことで、6日は電池残量を気にすることなく情報発信ができました。

何時もはオーブントースターで食バンを焼いて朝食として食べているのですが、幸か不幸か5日の夕方に買い物に行ったら何時も食べている食バンが売り切れていたので、焼かなくても食べられるレーズンパンを購入していたことで、6日の朝食は電気に頼ることなく済ますことが出来ました。
地下鉄は始発から運転しておらず回復時期も不明とのことで、朝8時20分頃に自宅から2km超ある会社まで徒歩で向かいました。
通勤途中にあるスーパーには10名くらいの列が出来ていました。
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そのスーパーから1km程先にあるコンピニは、思ったほどの車は無し。
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このコンピニ、6日の会社帰り(11時過ぎ)に寄ったら食料品はほぼ売り切れており、11時半頃に一度閉店して14時に再度開店するとの張り紙がありました。
一度閉店させて、何が在庫切れとなっているのか、その商品は補充可能なのかを確認し、補充できる物は補充して再度開店させるということでしょう。
このコンピニとは対照的に、私の住むマンションから600m程先のLというコンピニは私の出勤時には早々と「停電のため閉店」との張り紙がされていました。
停電によってレジが使えないので閉店するのは致し方ありませんが、7xxのように客のニーズに応えるために最大限の努力をすることは、震災時には必要では無いのか?と私は思っていたりする。
昼過ぎに別の7xxに買い物に行ってみましたが、停電中にも関わらずレジの一部は無停電電源で機能しておりバーコードを読み込んで購入金額合計は算出できるようになっていました。
国内では2011.3.11以降、数度の震災とか自然災害に見舞われていますが、その教訓を生かす努力をしている7xxと、努力を怠っているとしか思えないLというコンピニチェーン。
普段はなかなか見ることの出来ない災害時のコンピニチェーンのお客様への対応力が見れました。

会社までの道のりで、停電中にも関わらず点灯している信号機と消灯している信号機があることに気がつきました。
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点灯している信号機は、主要な道路に設置されていると思われ、停電中でも点灯しているのは「自動起動型信号機電源付加装置」という装置が設置されていて、停電を感知したら自動的にエンジンを動かして発電して電源供給しているからでした。
これまた、普段目にしても実際に稼働しているのを見る機会は少ないと思われます。
20180907-7.jpg

出社したのはいいのですが、停電でパソコンは動かず、電話も使えず。
地下鉄・JR・パス等で通勤している人は交通機関が動いていないという理由で6日は出社していませんが、地下鉄通勤で申請して通勤費を貰っている私は善意で?6日は徒歩通勤しました。
何せ自宅から2kmと少ししか会社までの距離はありませんし、地下鉄で通勤するのも徒歩で通勤するのも所要時間に著しい差が無いもので、普段から徒歩通勤しているので致し方無し。

まったく仕事にならないので帰ってもいいか?と言うと、非日常的な出来事で上司も判断に苦慮し、各担当のマネージャーと部長で打ち合わせした結果11時過ぎに「自宅待機」と言うことになりました。
「自宅待機」と言われる前に、災害時備蓄品である「アルファ化米」が出社している人達に一袋支給されました。
20180907-8.jpg

これ、私の机の上。
2台のパソコンの右側にもう一台パソコンがあり、3台のパソコンを駆使して私は仕事しています。
仕事の内容は厳秘事項です。
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帰宅途中の自宅マンションに近い交差点。
かなり交通量の多い場所ですが「自動起動型信号機電源付加装置」は設置されておらず、警察官2名が手信号で交通整理をしていました。
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こんな風景は、私の住むエリアの至るところで見られました。
と言うことは、かなり交通量の多い都市部に住んでいるということでしょうか?

同じ札幌市内でも、清田区は液状化で建物と道路に大きな被害があったり、清田区・厚別区は断水していたり、北区は道路陥没している箇所があったり、私の住むx区のように停電以外は大きな被害は無いという具合に、被害の状況は色々です。
震度ですら北区の5強から中央区の4まで様々。
私の住むx区は震度の公開が無く、観測地点が無いのかも知れません。

常日頃から車中泊していること以外に今回の震災で役にたったのが、遠征時の自炊経験。
レース遠征時の朝は、こんな感じでお湯で温めるご飯にすき焼とかカレーなどの朝食を自炊しています。
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使用しているカセットガスコンロとカセットガス、鍋などは遠征備品として常備しており、今回の震災では予備に保管していた「包装米飯(サトウのご飯)」2個も貴重な食料となりました。
6日の昼からの買い出しでゲットしたインスタントカレーを含む、とりあえずの食料と調理用品
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6日の夕食は、明るいうちに作ろうと17時半過ぎには「包装米飯(サトウのご飯)」とインスタントカレーの温めを開始しましたが、17時40分過ぎに停電が回復しました。
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調理?したご飯とカレーを明るい光の下で食べましたが、遠征の朝に食べる味とは比較にならないくらいに美味しかったです。

停電も回復して良かったなーと思いながら東のベランダから遠くのJRタワーの明かりを見ていましたが・・・
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寝室のベランダから西側の景色を見たら・・・暗い。
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何と、私の住むマンションから塀を隔てた西側は停電回復していません。

煌々と明かりをつけているのは西側に住んでいる方達に申し訳ない気がして、6日は21時以降は全ての明かりを消し、蝋燭を灯して1時間くらい過ごしました。
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そして、22時からはポータブル電源にポータブルテレビを接続して寝室でテレビ鑑賞するという徹底的な停電時対応をした夜でした。

明けて7日
当初から私は休日で、朝から自転車で食料の買い出しと停電地域調査を計画。
持っているママチャリは経年劣化でサビサビでスポークが折れていて使用不可能。
隠し持っていた?折りたたみ自転車を数年ぶりに出してきましたが・・・
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タイヤに空気を入れても前後共に虫ゴムが痛んでいて、すぐに空気が抜けます。
そんなこともあろうかと、自転車タイヤパンク用品で即刻修理。
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無事にタイヤに空気も入り、まずは2.5km先にある何時もガソリンを入れているスタンドまで行って開店しているかを調査。
ものすごい混んでいますが、ガソリンスタンドは営業していました。
これはすぐに戻ってガソリンを入れに来なくては・・・と自宅まで戻りましたが、途中で自転車後輪の空気がかなり抜けてしまい、危うい感じで帰宅。

ガソリンを入れる前の私の車は、前回ガソリンを入れてから700km走行していて、平均燃費がリッター24.3km。
あと80kmくらい走行可能という状態でした。
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給油のために並ぶこと1時間
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限定30リッターの給油で、722km走行可能ということとなりました。
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平均燃費はダミーみたいなもので、エコ運転したら750kmは走行可能です。

ガソリン給油した帰りに「コープさっぽろ二十四軒店」で食料品調達しました。
レジ待ちのために、店内に入るのには20分程度の待ち時間。
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当初は20分くらい待つと言われたけれど、その半分の10分程度の待ち時間で入店。
昨日のコンピニの買い物でもそうでしたが、麺類は辛味系は水分が欲しくなるので人気が無くて売れ残っています。
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カップ麺とかインスタントラーメン、パン類は完全に売り切れで、麺類は乾麺が多少は在庫あり。
温めるだけで食べられる「包装米飯(サトウのご飯)」類も完全に売り切れ。
パスタソースは安い商品から売れていくみたいで、少しお高い商品の在庫が多い。

結局、野菜ジュース、素麺、スパゲッティ、ミートソース、インスタントみそ汁などが購入できました。
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チオビタドリンクはレジ前商品でつられ買い。

停電回復したけれど地デジを見ることが出来ず「アンテナを確認してください」とテレビに表示されるので、管理人に共聴アンテナ点検を依頼に行ったら「地デジは有線放送会社からの有線接続で、札幌市内の停電が回復しないと復旧しない」言われました。

こんな時にも「車中泊」のアイテムは活躍します。
都市部から離れた山間のPAなどでは車載テレビの映りが悪いので、私は無指向性電波増幅機能内蔵の地デジアンテナを小型テレビに接続して車内で見ていたりします。
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その無指向性電波増幅機能内蔵の地デジアンテナをベランダに設置し、寝室のテレビに接続して札幌市内の停電回復まで利用することとしました。
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震災時には、車中泊・遠征時自炊のノウハウと使用している機器が役にたつだろうとは思っていましたが、実際に震災に遭遇したら予想以上に活躍しています。
今回の震災体験で、いかに電気に頼った生活をしているのかを実感していますが、スマホにしてもテレビにしてもそれが無ければ情報収集や情報発信が困難なことは事実であり、その機器を稼働させるには電気が必要であることもまた事実です。
電気を必要とする生活は致し方ないことですが、節約することの必要性も感じます。

明日には北海道内の停電は回復する見込みと言われていますが、節電を含めて電気を使い方を考えてみる良い機会です。



カテゴリ: 未分類

テーマ: 徒然なるままに… - ジャンル: ブログ

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Posted on 2018/09/07 Fri. 23:33    TB: --    CM: 0

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