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つれづれなるままに・・・

ヨットのこと、写真のこと、猫のこと、その他、つれづれなるままに・・・

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シーホッパー艤装 

今日から7月です。
今月から8月29-31日に開催のシーホッパー全日本まで、全てのオープンレースをI割さんの
シーホッパーで参加します。
と言うことで、本日はお休みだったので銭函吉田浜までシーホッパーの整備に行ってきました。

20140701-1.jpg

13年ぶりにシーホッパーに乗りますが、13年前とは艤装がまったく違います。
I割さんは昨年の国体予選にこのホッパーで出ていますので、クラスルールに適合した艤装
だと思うのですが、チェックを兼ねて一通り艤装してみました。

アウトホール
20140701-2.jpg
20140701-3.jpg
20140701-4.jpg
クラスルールでは「アウトホールロープを引く力は最大1/10までとする」なのでOK
アウトホールロープの取り付けにスナップフックを使うこともクラスルールではOK
クリューロープにマジックテープ使用もクラスルールではOK

国体予選などでルール違反を指摘されるのがバングシステムです。
I割さんが使用していたバング+カニンガムは、少しクラスルール違反臭いので自前で調達。
写真の下側のまとまったシートがI割さんの使用していたバングとカニンガムで、青いシートが
バング、赤いシートがカニンガムです。
バング1/10、カニンガム1/8じゃないの?と思われます。
各々ブロックの数が1個多いような??
20140701-5.jpg

自前で用意したバングシステム
レーザー方式と比較して、ブロック1個省略。
20140701-6.jpg
この方式で皆さん国体予選会とかパスしているので、クラスルールOKと思われます。
写真はシート調整中で、この後に余分なシートはカットしました。

カニンガム(ダウンホールロープ)はブロック3個使用で1/6なのでクラスルールOK

マスト抜け落ち防止策
20140701-7.jpg
レーザークラスではマストの抜け落ち防止策をとっていない艇は出艇させてもらえません。
ホッパークラスでもクラスルールに掲載されています。
ショックコードよりもロープのほうが私は好きです。


この写真をチラっと見ただけではレーザーか?と思ってしまいます。
20140701-8.jpg
私がホッパーに乗っていた13年前には、こんな艤装になるとは思ってもみませんでした。
正直、レーザーよりもホッパーのほうが各シート操作性が良かった時代でしたが、今は
ホッパーもレーザーも各シートの操作性に大差は無いですね。


レーザーでは有り得ないトラベラー
20140701-9.jpg
トラベラープロックを2連にせず、シングルブロックとシャックルを組み合わせたものに変更する
ことを認める。又、シングルブロックのみも認める。
シーホッパーはトラベラーのシングル引きが違反ではありません。
シングル引きの利点を生かすも殺すも乗る人次第です。


バテン
20140701-10.jpg
バテンは、他のバテンに変更しても良い。
計測図に合致していればバテンは何を使ってもいいので、私は薄い「軽風用」、細くて薄い
「微風用」の2セットを愛用しています。
この2セットのバテンは、ホッパーに乗らなくなっても手放さずに保管していた「家宝」です。

「軽風用」のバテンは、その昔に山形県温海で開催されたプレ国体の計測済み印が押された
超レア物です。
20140701-11.jpg

アウトホールの引き代
20140701-12.jpg
アウトホールを目一杯引いた所、7cm出した所、14cm出した所の3箇所に印を付けます。
この印を元に、ブームの中間点から少し外側にガムテープを3箇所貼ります。
20140701-13.jpg
左から「ブムエンドから14cmセールが出ている」「ブムエンドから7cmセールが出て
いる」「ブームエンドまでセールが引かれている」という目安です。
あくまでも目安で、アウトホールの引き代は風速・波の高さ・セールの調子によって変化
します。

バングの引き代
20140701-14.jpg
バングは「ブーム水平」「ブロック to ブロック」「スーパーバング」の3箇所に印をつけます。
全ての印はあくまでも目安でしかありません。
自分の感覚が最優先です。

このブログを見て「あの部分はクラスルール違反じゃないのか?」と思われた方がいたなら
遠慮なくコメントで指摘してください。
なかなか他人の艤装を見る機会が無いですし、ネットで自分の艤装を公開している人もいま
せんし、ホッパー協会のサイトでも「お手本となる艤装」の公開はしていません。
クラスルールを文字だけではなく、実際の画像で見せてもらえれば有難いと私は思っていま
す。





カテゴリ: ヨットのこと

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Posted on 2014/07/01 Tue. 23:22    TB: --    CM: 2

この記事に対するコメント

ラダーダウンとカニンガム

こんにちは。
ラダーダウンは1/2までですが、1/3に見えます。また、クラムクリートでそのテークルを取ってはいけないので、対応としては、協会のフォトアルバムの
http://seahopper.net/modules/myalbum/photo.php?lid=745
が参考になると思います。

カニンガムは画像では分りにくいのですが、1/6までになっていますか。バングのベイルからカニンガムホールを通して1/2にした後の動滑車は、ベケ付きシングルブロックを使用し1/3テークルになり合計1/6に収まります。動滑車がダブルブロックだと1/4テークルになり合計1/8になってしまいます。
協会フォトアルバム
http://seahopper.net/modules/myalbum/photo.php?lid=742
が参考になると思います。

URL | na #-

2014/07/03 19:57 * 編集 *

有難うございます

naさん、色々とご指摘を有難うございます。

シーホッパー協会のサイトにクラスルール解釈の参考になる画像が
沢山あったのですね。
と言うか、過去に何度か見た記憶もあって、確か「これはダメ」という
見本画像もあったような・・・??

ラダーのダウン用ロープを引く力は最大1/2とする
ラダーダウンを指摘されて、改めてクラスルールの「ラダー」の部分を
確認しました。
早速、ラダーダウンはクラスルールに適合する方法に変更します。

カニンガムは恐らくOKかと思いますが、6日に13年ぶりでホッパーで
レースに出ますので、その時にカニンガム部分の写真を撮影し、また
ブログに掲載しますので、ご指摘願います。

いや~、こんなくだらないブログを見ている人がいて、艤装のことを指摘
してくれる人がいることに感動しています。

naさん、本当に有難うございます。
これからもよろしくお願いします。

URL | mura #mNInXEck

2014/07/05 04:49 * 編集 *

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