立ち位置
17日間のスポーツの祭典が終わりましたね。
日本はメダル8個獲得ということで、長野五輪の10個に次ぐ歴代2位のメダル獲得数でした。
人間、齢を重ねていくと今までは気にしていないことが気になります。
それは、2年後の夏季五輪含めて2020年までの夏冬五輪の選手強化策はどうなっているのか
なんてことであります。
歴代2位のメダル獲得数に喜んでばかりもいられないのでは??なんて思っています。
私が思ったからと言って、どうにかなるものでもありませんが・・・
今回のソチ五輪、雪上種目はある意味では予想を上回るメダル獲得数ですが、氷上種目のメダルは
男子フィギアの金1個のみ・・・
特にスピードスケートはメダル獲得数ゼロという悲惨な状況です。
このような状況になることは昨年3月にソチで開催された世界距離別選手権での日本勢の成績
から予想がついていたらしい・・・
その世界選手権で表彰台に乗ったのは男子500mで2位の加藤だけ。
ヨットにはナショナルチームがありますが、スピードスケートは実業団や大学の各チームに強化
を任せているだけで、ナショナルチームは無いそうである。
女子の団体追い抜きに特化して昨春から強化選手7人を合宿で鍛えたくらいがソチに向けての
日本スケート連盟がとった強化策とは何ともお粗末である。
何時までも男子なら長島・加藤、女子なら田畑・小平などに頼っているのでは無く、若手の育成
にも力を注がなければ、4年後の平昌もメダルゼロでしょう。
若手育成と言えば、スノーボード女子ハーフパイプ銀メダルの竹内智香選手は立派です。
メダリストとしてインタビューを受ける中で「自分のような遠回りをせずに、短期間で世界の
トップを争える選手を育てられるような環境を作りたいし、指導にも力入れたい」
メダリストが後進の育成まで考えている種目は今後に期待が大きいですね。
特にスノーボードは若い選手が多いですし、今回の五輪をきっかけに注目度も高くなる。
ここから、本日のタイトル「立ち位置」の話
過日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長のM元首相の発言に関して、主旨と
違う報道がされていて、100%批判される内容の発言ではないとも言われています。
要は「フィギュアスケート団体の得点源として浅田選手を出すことで、個人種目への影響が出た
のでは?それは気の毒だった」とも言っており、特に問題にすることではないのでは?
とのことであります。
しかし、その前段で「フィギュアスケート団体は負けると分かっていたのだから、出なくてよかっ
た」との発言があります。
これ、普通の人の発言であれば何も問題は無いのですが、東京五輪組織委員会会長の発言としては
「自分の立ち位置」を考えて物を言えと私は言いたい。
今回の冬季五輪から採用された「フィギュアスケート団体」
男女シングル+アイスダンス+ペアでの得点合計で争われる競技です。
日本は男女シングルで得点を稼いでメダルが獲得できたら?との思いで、男子は羽生選手がSP、
町田選手がフリー、女子は浅田選手がSP、鈴木選手がフリーを戦ったのですが、羽生選手1位
以外は町田選手3位、浅田選手3位、鈴木選手4位と思惑が少し外れた。
日本の課題は「カップル競技の強化」であり、そのためにはどうするかが問題である。
東京五輪組織委員会会長であれば「男女シングルだけでなく、カップル競技の強化もしなければ
ダメだね」くらいのことを言うべきである。
選手達は全力を尽くして競技に参加しているのである。
メダルがとれない競技には参加しないほうがいいという東京五輪組織委員会会長の発言は、全力
を尽くして戦っている選手達に対して失礼極まりないと私は思うのであるが・・・
日本はメダル8個獲得ということで、長野五輪の10個に次ぐ歴代2位のメダル獲得数でした。
人間、齢を重ねていくと今までは気にしていないことが気になります。
それは、2年後の夏季五輪含めて2020年までの夏冬五輪の選手強化策はどうなっているのか
なんてことであります。
歴代2位のメダル獲得数に喜んでばかりもいられないのでは??なんて思っています。
私が思ったからと言って、どうにかなるものでもありませんが・・・
今回のソチ五輪、雪上種目はある意味では予想を上回るメダル獲得数ですが、氷上種目のメダルは
男子フィギアの金1個のみ・・・
特にスピードスケートはメダル獲得数ゼロという悲惨な状況です。
このような状況になることは昨年3月にソチで開催された世界距離別選手権での日本勢の成績
から予想がついていたらしい・・・
その世界選手権で表彰台に乗ったのは男子500mで2位の加藤だけ。
ヨットにはナショナルチームがありますが、スピードスケートは実業団や大学の各チームに強化
を任せているだけで、ナショナルチームは無いそうである。
女子の団体追い抜きに特化して昨春から強化選手7人を合宿で鍛えたくらいがソチに向けての
日本スケート連盟がとった強化策とは何ともお粗末である。
何時までも男子なら長島・加藤、女子なら田畑・小平などに頼っているのでは無く、若手の育成
にも力を注がなければ、4年後の平昌もメダルゼロでしょう。
若手育成と言えば、スノーボード女子ハーフパイプ銀メダルの竹内智香選手は立派です。
メダリストとしてインタビューを受ける中で「自分のような遠回りをせずに、短期間で世界の
トップを争える選手を育てられるような環境を作りたいし、指導にも力入れたい」
メダリストが後進の育成まで考えている種目は今後に期待が大きいですね。
特にスノーボードは若い選手が多いですし、今回の五輪をきっかけに注目度も高くなる。
ここから、本日のタイトル「立ち位置」の話
過日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長のM元首相の発言に関して、主旨と
違う報道がされていて、100%批判される内容の発言ではないとも言われています。
要は「フィギュアスケート団体の得点源として浅田選手を出すことで、個人種目への影響が出た
のでは?それは気の毒だった」とも言っており、特に問題にすることではないのでは?
とのことであります。
しかし、その前段で「フィギュアスケート団体は負けると分かっていたのだから、出なくてよかっ
た」との発言があります。
これ、普通の人の発言であれば何も問題は無いのですが、東京五輪組織委員会会長の発言としては
「自分の立ち位置」を考えて物を言えと私は言いたい。
今回の冬季五輪から採用された「フィギュアスケート団体」
男女シングル+アイスダンス+ペアでの得点合計で争われる競技です。
日本は男女シングルで得点を稼いでメダルが獲得できたら?との思いで、男子は羽生選手がSP、
町田選手がフリー、女子は浅田選手がSP、鈴木選手がフリーを戦ったのですが、羽生選手1位
以外は町田選手3位、浅田選手3位、鈴木選手4位と思惑が少し外れた。
日本の課題は「カップル競技の強化」であり、そのためにはどうするかが問題である。
東京五輪組織委員会会長であれば「男女シングルだけでなく、カップル競技の強化もしなければ
ダメだね」くらいのことを言うべきである。
選手達は全力を尽くして競技に参加しているのである。
メダルがとれない競技には参加しないほうがいいという東京五輪組織委員会会長の発言は、全力
を尽くして戦っている選手達に対して失礼極まりないと私は思うのであるが・・・
Posted on 2014/02/24 Mon. 20:38
TB: --
CM: 0
この記事に対するコメント
| h o m e |