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つれづれなるままに・・・

ヨットのこと、写真のこと、猫のこと、その他、つれづれなるままに・・・

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2020東京マラソン観戦記 

8月4日のブログに「7・8日は散歩がてらマラソン見物に行ってみる予定です」と記載しました。
http://mura5151.jp/blog-entry-887.html

5・6日に開催された競歩は、私はテレビで観戦していましたが「感染予防のため沿道での観戦は自粛してください」との呼びかけがされていたにも関わらず、実に大勢の人が沿道で観戦している様子が国際映像で配信されています。

7・8日のマラソンも、場所によっては2重3重の人垣が出来るほどの観戦者がいて、インターネット上には「オリンピックマラソンの沿道の人だかりなんなのよ」「マラソンコースの周り人いっぱい」「沿道で観戦している人多いです。赤ちゃんや子どもを連れてきている人も」「マラソン観戦者多いですね 札幌市感染者多いのに迷惑考えていないですね」「札幌では観戦自粛呼び掛けてへんの?人多すぎ 2週間後に感染者増えなければいいが」などの声が上がっていました。

そんな声を承知で、私は7・8日は当初予定通りに沿道でマラソン観戦をしていました。
観戦自粛の呼びかけがされているのに、沿道で観戦していたことは真摯に反省すべきことで一切の言い訳もできないことではあります。
言い訳するなら「事前に下調べして、絶対に密とはならない場所で、感染予防に注意しつつ観戦していました」ということくらいです。

沿道での観戦を終えて自宅に戻ってきて留守録していたマラソン中継を見て、大通り周辺・北大構内などで実に大勢の人が観戦しているのを見て驚くと同時に「密になるような場所で観戦している人達は何を考えているのか」と感じると同時に、フィニッシュライン近辺に何で大勢の人が観戦できるような場所を設けているのかと組織委員会に対しての怒りのようなものも感じています。

今年5月に東京オリンピックのマラソンコースを使用したテスト大会「札幌チャレンジハーフマラソン」が開催されて、オリンピック本番での警備面など含めて安全実施に向けた確認が広範にわたり進められ、沿道での観戦者に対しての対応についても検討されているのかと思っていましたが、大通り周辺の歩道の一部を通行禁止にしたり、沿道での「密」回避のために観戦の「完全自粛」を呼び掛けるスタッフを大幅に増員する程度の対応しかされていません。
6月14日に道庁赤れんが庁舎前の札幌市北3条広場(アカプラ)で行われた聖火点火式は、人が集まらないように会場はぐるりとテントで囲われ、外から中の様子はうかがえないような状況の中で行われています。
https://www.asahi.com/articles/ASP6G6X8MP6GIIPE00V.html
競歩・マラソンも観戦者で密集するだろうと予測できる場所はテントで覆ってしまえば、おのずと観戦者なんていなくなります。
沿道に多数の観客が参集することが想定される競技の特性は解りきっていることであり、鈴木知事も「沿道での観戦は自粛して」と言うだけでなく、観戦者に対する具体的な対応策を組織委員会に提案してほしかった。
オリンピック開催が理由で道内のコロナ感染者が増加した場合、組織委員会は恐らく責任などとらず鈴木知事が苦労するであろうことは明らかです。
テレビで競歩の中継を見て、甚だしいのは女子マラソンの中継を見て「沿道に大勢の観戦者がいるじゃないの」と本州から大勢の人が札幌に来て観戦していたことを新聞記事で知り「あー、これは北海道のコロナ蔓延は増加するな」と感じています。
大通り公園周辺で観戦している人の8割は観光客と思われ、地元の人は密になることが判り切っている大通り公園周辺なんて普段でも行きませんから。
緊急事態宣言の出ている都市から来るなんて信じられません。
沖縄とか北海道のコロナ感染の経路は、本州からの旅行者が一因であることが多く、鈴木知事も「オリンピック期間中は北海道に来ないで」と言ってはいますが、全国にアピールしているのかは不明です。

私が観戦していた場所は密どころかガラガラで「近所のスーパーに買い物に行ったほうがコロナ感染する率が高いな」という状態でした。
その証拠は写真にて

7日の午前6時過ぎ
マラソンコースの一つ手前の交差点はすでに通行止めとなり、警察車両が二十封鎖の役割を


午前7時の女子マラソンスタート時刻が1時間繰り上がって6時スタートとなりましたが、18km地点はまだ観戦者は皆無で大会ボランティアとテロ対策での警察官の姿のみ


午前7時頃
そろそろ近所の人とか、自転車で来た人など観戦者が集まりだします



私が当初観戦予定だった某女子大正門前ですが、横断する予定だった横断歩道は通行止めとなっていて辿り着けず


ここから先、目の前を走って行く選手達の写真を掲載しますが、その前にテレビ中継では絶対に映し出さないであろう場面を紹介します。

レース先導の白バイ2台、カメラマン(写真)を乗せたトラック1台、中継カメラを積んだ車1台、その直後に選手の集団、最後のほうに介護車なんて感じで目の前を通過していきますが


28km過ぎの地点で、脱水症なのか体調不良なのか知りませんが、ほぼ意識不明状態で天を見上げながらフラフラする選手が一名。
私の目の前を通り過ぎて30m程度行った所で、力尽きて道に倒れこむ。
少し頭を打ったか?という感じで、すぐに教護の人が駆けつけるが選手の体に触れることはできない。
「ユア リタイア?」とリタイアする意思があるのか確認するも、ほぼ意識不明状態の選手
教護の人はどこぞに電話してゼッケン番号を伝え、コーチか監督がリタイアを認めるか確認した模様。
その後、日陰となる場所に選手を移動させ、民間の救護の車が来たのが選手が倒れてから10分くらい経過した時であろうか?

到着した救護車に選手を積んでいくのかと思ったら、この救護車には運転手のみしか乗っておらず。
結局のところ、この車の運転手もどこぞに電話して対応方法を確認している感じて「何しに来たの?」状態

民間の救護車の奥の歩道の日陰では、熱い日にも関わらず防護服を着た救急隊員数名が倒れた選手の介護をしていました。

民間の救護の車は担架も積んでいないのか、結局のところ車から運転手がおりただけで他のドアが開くことも無く、別の救急車で倒れた選手は運ばれて行った。
この写真の白い服を着ている人が民間救護車の運転手、青い服で短パンの人が大会運営ボランティア、黄色のTシャツが「観戦は遠慮して」とのプラカードをぶら下げたボランティアの人、あとは警察官と救急隊員(防護服を着た人は救急救命士?)
ここに沿道での観戦者の姿は無い。一見して判るように黄色のTシャツの人達の数が多く、そして黄色のTシャツの人達は密である。

5月のテスト大会で救護のオペレーションなども確認されているはずですが、本番のオリンピックでの救護体制の脆弱さには驚くばかりです。
レース中にコースの中での救護活動は大変であることはわかり切っていることで、そのためのテスト大会で救護のオペレーション確認であり、沿道での観戦対策を含めてテスト大会で何を検証したのか疑問になる風景でした。
私の横で観戦していた人からは「これだもの、沿道で観戦しないでと言うわけだ。こんな風景は見せられないからね」の痛烈な一言

沿道での観戦は遠慮くださいと周知されているにも関わらず、観戦していた人にしか見ることが出来ない風景の紹介はこのへんにして、沿道で撮影した写真はこんな感じです。
歩道に観戦者の姿はほとんどありません。

































2020東京オリンピックの競技風景を撮影した動画の著作権は、動画購入して放送している報道機関保護のためにIOCに帰属するらしく、SNS等に動画を掲載すると「削除してください」との通知が来るとの話を聞きました。
写真に関しても、撮影料を支払って写真撮影許可されているメディアが決められており、もしかしたら著作権はIOCにあるなんてクレームがつく恐れがあります。
私の撮影した写真も削除命令が来るかも知れませんので、ここに掲載の写真が削除となることがありましたら「あー、削除命令があったんだ」とご理解ください。







カテゴリ: 写真のこと

テーマ: 徒然なるままに… - ジャンル: ブログ

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Posted on 2021/08/10 Tue. 18:05    TB: --    CM: 0

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