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接種券の発送開始だそうで 

札幌市内に住む65歳から74歳の高齢者に対しての新型コロナワクチン接種券の発送が昨日8日から開始されたそうです。
とは言っても、年齢の高い順から6段階に分けて16日までに約27万8千人への発送ということで、恐らく私には15日か16日に発送されるものと思われます。
接種券到着が17日だとすると、6月16日から開始となる集団接種予約で接種手続きが完了すれば最短で6月21日には第一回目の接種が可能となります。
遅くても7月11日までには第一回目の接種が終わる見通しです。

当初は65歳から74歳の高齢者への接種券発送は6月中旬からを予定したものを発送時期を早めたそうで、対象の高齢者にとっては有り難いことですが、7日に個別接種を担う市内医療機関に前倒し発送した連絡がされたみたいで「通常診療の合間にワクチン接種を行っているが、それでなくても予約問い合わせの多い中、前倒し発送する旨の連絡が遅くて間違いなく混乱が起こる。もう少し早く知らせてほしかった」との悲鳴が上がっていると今朝の新聞に掲載されていました。

65歳から74歳の高齢者への接種券発送は6月中旬からを予定したものを発送時期を早めた理由が、75歳以上を対象とした市内の集団接種会場の予約に空きが生じているので前倒しを決定したとのことですが、良く言えば「臨機応変」とも言えますが、個別接種を担う市内医療機関のことなど考えていない「いきあたりばったりのコロナ対策」の象徴のようなものです。
もう少し発想力をもった行政ができないのかと私は感じる。
そんな「いきあたりばったりのコロナ対策」のおかげで、個別接種を担う市内医療機関での65歳から74歳の高齢者向けワクチン接種は「キャンセル待ち状態のために、集団接種を薦める」なんてことになり、集団接種の予約混乱の一因となる。
そんなことくらい素人の私でも予測できることであり、札幌市のコロナワクチン接種担当者の発想力の無さには呆れるばかりです。
私のかかりつけ医療機関は、行政機関に振り回されて現状の診療に影響が出ることを懸念して個別接種対象病院を辞退したと思われ、ある意味では正しい選択だと思います。
かかりつけ医として利用している患者としては、かかりつけ医でワクチン接種してもらうのが何かと安心ですが、個別ワクチン接種対象医療機関のおかげで本来の診療に影響が出るのは本末転倒です。

呆れると言えば、北海道は札幌市・江別市・千歳市・恵庭市の65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナワクチンの大規模接種会場を札幌市厚別区に設けて19日に接種を開始すると発表しました。
HBCニユース:https://www.hbc.co.jp/news/fb84bb47fd0077e6206c1ad039107065.html

当初は白石区の「札幌コンベンションセンター」へ開設を検討していたようですが、恐らく交通機関が地下鉄東西線新さっぽろから徒歩8分のみで高齢者向けではないことから、厚別区の「ホテルエミシア札幌」にしたと思われます。
「ホテルエミシア札幌」はJR新札幌駅から徒歩3分、地下鉄東西線新さっぽろから徒歩1分と交通の便は良い。

画像借用:北海道ニュースUHB https://www.uhb.jp/news/single.html?id=20908

画像借用したUHBのニュースを見ると、全国的に見て接種率が高い和歌山県と札幌市の違いがはっきりと判ります。
札幌市は人口に対しての個別接種場所があまりにも少なく、1つの医療機関の負担が大きい。
個別接種場所が少ない一因は内科中心で、和歌山のように色々な診療科でワクチン接種が出来るようになっていないこと。
これは行政と医師会の意思疎通が悪いことが要因なのか?と思ってしまう。
いずれにしても、接種率の高い自治体の真似をしてでも接種率向上を目指してほしい。
参考記事:https://www.uhb.jp/news/single.html?id=20908&page=2

大規模接種会場に対しては、昨日のYahooニュースには「国が設置の大規模接種センター 東京と大阪で予約枠の8割残るガラ空き状態」とのニュースが。
ここ参照 https://news.yahoo.co.jp/articles/78e33489f17aaa7c59dfea1364bebf90fc6b8812


江別市・千歳市・恵庭市のコロナワクチン接種状況とか接種会場に関しては不明ですが、果たして高齢者がわざわざ遠くの接種会場まで公共交通機関を利用してコロナワクチン接種に行くのか?
現状でも、高齢者のコロナワクチン接種に家族が付き添って行くなんてことは珍しくも無いようで、付き添う家族にしてもできるだけ近場の接種会場のほうが有り難いと思われる。
元気で行動力のある高齢者が多いとは言え、行動力のある年寄りは逆に近場の接種会場の予約をする行動力も持っているのである。

もう一つの懸念材料が、道が今回始める大規模接種会場での接種受付がウエブサイトのみであること。
高齢者対象のワクチン接種の受付がウエブサイトのみって、それでは予約枠が埋まることは期待薄。
受付するほうはネット予約が楽でしょうが、予約するほうは年寄りだから携帯電話も無いし、パソコンなんて持ってないし、頼りは家族か親切な知人ということになります。
頼りになる家族とか知人がいる人はラッキーで、ネット予約なんて出来ない老人のほうが多いと思いますよ。
かと言って、電話予約も多数の受付人員が必要で大変だし、受付センターでクラスターが発生するなんてことも最近はよくある話だしねー。
自治体のコロナワクチン接種担当部署のご苦労の大変さは理解できますが、知恵を結集して乗り越えてほしいと思います。

政府が公表した高齢者の接種状況では、7日現在の北海道内の1回目の接種率は16.74%で、47都道府県中46位だそうです。
北海道は全国下位(ほぼ最下位)の接種率を底上げして、政府が掲げる高齢者接種の7月末完了を目指しているようですが、前途は多難です。






カテゴリ: 健康

テーマ: 徒然なるままに… - ジャンル: ブログ

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Posted on 2021/06/09 Wed. 11:35    TB: --    CM: 0

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