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つれづれなるままに・・・

ヨットのこと、写真のこと、猫のこと、その他、つれづれなるままに・・・

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嵐の前日 

台風18号が18日には北海道を通過するという予報だったので、前日の17日に艇の固定点検に祝津ヨットハーバーに行ってきました。
ついでに4.7にでも乗ってみるかとセイルとロアも持参したのですが、風は平均で7~8m/s、Max10m/s弱程度でしたが波が結構あるのでセイリングは断念。

そんな中、ユースチームはN代(弟)さんをコーチに迎え、ラジアル一艇が出艇していきました。
20170918-1.jpg

珍しくN代コーチも沈する場面もありましたが、選手よりも多数の方が乗っているコーチボートが並走しているので安心して陸より見物していました。
前日16日は故郷で法事があったりして往復700km近くをドライブし、お疲れ気味の私は眠くなってしばし車の中で仮眠。
車中泊仕様の車は、こんな時に重宝します。

1.5時間くらい寝て起きてみたら・・・トップマストをデスマストしてコーチボートに曳航されてラジアルが戻ってきました。
20170918-2.jpg

トップマストでデスマストする部分は、ほぼコネクタースリープ(段付)の上側がお決まりです。
今回もコネクタースリープ(段付)の部分でしたが、リベットの腐食でトップマストがガタついて折れたという感じです。
日常の点検作業と、ある程度の年月が経過したマスト・ブームは見た目は異常が無くても交換することが大切です。。
ユースが使用している艇は、艤装品を含めて何事か起きてから部品交換することが多いと思われますが、一歩間違えたら大事故につながることもありますので、周囲の大人が日頃から注意して点検してあげないとダメだなと感じました。

出艇のしやすさで海に一番近いラックの下に艇を置いている私は、台風通過のような時に一番被害を受けやすい。
かなりしっかりと陸と艇体を固定しましたが、いったいどこまで波が押し寄せてくるのか?
20170918-3.jpg

このラックが一番海からの波・風の影響を受けやすい・・・と、ラックの固定をしっかりとしてくれたT口さん。
自発的に艇の固定点検をしてくれた学生達。
有難うございます。

札幌市西区は雨が少し降っただけで、風は吹かず。
15時過ぎには東の空は青空で「本当に台風が通過していったのか?」と思うような天気です。
小樽も何事もなく平穏に台風が通過していってくれていたらいいのですが。
とりあえずマストとブームは自宅に持ち帰ってきましたが、艇体も無事であることを祈るばかりです。




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Posted on 2017/09/18 Mon. 17:23    TB: --    CM: 0

ヘルメット 

9・10日は江差でレーザー秋の北海道選手権が開催されます。
レース遠征の持ち物の中に、今回は「ヘルメット」を追加。
20170908.jpg

これは、9日はMAX8m/s超の風が吹くことが予想されていることもありますが、9日は北朝鮮建国記念日であること。
北朝鮮は8月末に渡島上空と襟裳岬上空を通過する中距離弾を発射、9月3日には「水爆」と称する通算6回目の核実験を行っています。
9月9日の建国記念日に太平洋に向けて核弾頭を搭載したICBMを発射するかも?
渡島管内の江差上空をICBMが飛んで来るなんてことが有り得るかも?
レース中にJアラートが鳴り響いても、頑丈な建物や地下に避難することは無理です。
自分の身は自分で守るしかありません。ヘルメットに全てを託すのみ。

北朝鮮は9月9日に何をするのか?
自分の身に禍が降ってくるかも知れない渡島管内にあえて遠征するのですが、ニュースによれば米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」が8日正午すぎに横須賀基地から出港したとのこと。
北朝鮮をけん制するとみられますが、やみくもに北朝鮮を刺激しないでほしいと思いつつ、黙って指をくわえて見ていても北朝鮮は核開発・ミサイル開発を止めないわけで、困ったものです。


レース遠征も命がけの世の中になりつつあります。
せめて9月9・10日は何事も無いことを祈って、今夜、江差に向けてレース遠征します。







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Posted on 2017/09/08 Fri. 14:32    TB: --    CM: 0

一人合宿の成果 

8月19・20日の「一人合宿」の成果は、8月27日のサーモンカップレースで発揮されたのか?

一人合宿では主としてアウトホールの引き代(セイルの深さ)を色々と試していたのですが、今回のサーモンカップ第二レースでは第一上マークを全体の5番目、ラジアル・SRクラスでは2番目で回航ということで、合宿の成果を発揮しました。
悲しいかな一人合宿では周囲の艇を確認しながらセーリングするということが無いために、いざレース本番では舞い上がってしまって第一下マーク回航後の後続艇チェックが疎かとなり、同じクラスの2艇に抜かれ、おまけにコース取りも悪くて修正タイムで4.7に負けるという結果となりました。

サーモンカップ第二レース第一上マーク
3m/s弱の風ですが、何故かホッパーよりもレーザーが冴えていて、トップ回航は今年の国体代表S田さん。
20170902-1.jpg

2位は船齢30年を越す艇で老練の技を駆使するS島さん。
20170902-2.jpg

3位が江の島からの招待選手A井さん。4位が珍しくホッパーに乗っているヨッシー。
そしてそして、私が5位で上マークを回航したのでした。
20170902-3.jpg

旧オリンピックコースの第一下マークまでに確かホッパー一艇に私は抜かれただけで、第一下マークを全体の6位で回航したと思います。
第一下マーク回航の少し前に風速が4m/s程度に上がったのですが、第一下マーク回航後は右海面を先行するトップ集団の後を追いかけて帆走していました。
チラっと後続艇のU田さんが左海面に伸ばしていったのは覚えていますが、何故か後続艇の確認はせず。
上マークまでのレイラインに達してタックして下を見たら・・・かなりの勢いでラジアル2艇が帆走。
焦る私に追い打ちをかけるように左から来たホッパーが私のすぐ手前でタック。少しだけ影響を受けながら何とか第二上マークに到達した時には全体の10位、クラス別4位に後退。
そのままの順位で後続のホッパー・レーザー軍団に抜かれずに第二下マークを回航してフィニッシュできたのですが、修正タイムで4.7に食われ、第二レースは総合9位、クラス別5位という結果でした。
チッキショーと思っても後の祭りです。

レース翌日に祝津に艇を置きに行って、真っ先にやったのがバウに貼ってある「越後谷虎の穴」勝利の法則の撤去。
20170902-4.jpg
20170902-5.jpg
この「越後谷虎の穴」には何が書かれているのか?
「下を回航したら、先行艇に追いつこうなんて考えるな。先行艇との差が変わらないように努力すること。そうすれば勝手に先行艇が順位を落とすこともある。それよりも後続艇に抜かれないように、ルーズカバーとタイトカバーに専念すること」
その他諸々と、いたって常識的な勝利の法則の数々が書かれていますが、デッキに貼ってあっても勝つことは出来ません。
ということで、勝利の法則はデッキに貼る物ではなく頭の中に叩き込んで実行するものと心を入れ替えたところです。

そしてもう一つ変えたところ。
それはアウトホール調整シートの「たれ止め」の撤去。
20170902-6.jpg
今回、この「たれ止め」が微・軽風の時のセールカーブ調整の妨げとなることもあることを実感。
「たれ止め」が無くても大きな影響が無いのでアウトホール調整シートをすっきりとさせました。
20170902-7.jpg

アウトホール調整シート(その2)のブロックの位置も、軽風時にはこんな感じに取り付けることにしました。
20170902-8.jpg
20170902-9.jpg
浜名湖のK谷さん理論は正解のようで、こんな感じにするとアウトホール調整シート(その2)の動きが良くなります。

数値では無くて感覚でアウトホールの調整が出来ればいいのですが、目安として3ヶ所に印をつけています。
20170902-10.jpg
今回のような2~3m/sの風域の風での、アップウインドでのセールカーブは自分でも驚くほどにxxです。
それでも艇速も上り角度もかなり良いことを今回のサーモンで実感しました。
あとは、周囲をしっかり見て帆走できれば、軽風ではまあまあの位置を帆走できることを実感しました。

アドバイスをしてくれたハンモックA藤さん、有難うございました。



カテゴリ: ヨットのこと

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Posted on 2017/09/02 Sat. 16:56    TB: --    CM: 0

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