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つれづれなるままに・・・

ヨットのこと、写真のこと、猫のこと、その他、つれづれなるままに・・・

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疑似避難民 

16日の北海道新聞生活面(14面)に「私たちができること」と題して精神科医の
香山リカさんからの一文が掲載されていました。

要約すると、
大災害に関する情報と、おびただしい映像に連日接して、今までとは違った毎日を送って
いると、直接大きな揺れを感じたり津波に襲われていなくても、かなりリアルな「疑似体験」
をしていると言ってもいいそうで、それによって私達の心は、被災地にいる人にも匹敵する
ような大きなダメージを受ける。。
実際に、テレビの映像だけから深刻なトラウマ後遺症が発症した例が、アメリカの同時多発
テロの後、いくつも報告されている。

眠れない。不安で胸がザワザワする。気持ちか落ちこんで無気力になる。逆に「何かしたい」
と思い、目的も無いのに動きまわってしまう。人と話をしていてもやたらとイライラする。

これらは、すでに心か深刻な傷を受けていることを意味しているそうです。

「被災地の人に申し訳ない」と思わずに、ゆっくり体を休め、食事をきちんと取り、お風呂
に入って体をあたためる。
そのようにして自分を維持することが、直接被災していない人の義務だと思う。

「あなたが必要」と言われるその日に備え、自分の生活と健康を守ることが、今、私達にできる
最大限のことなのではないのだろうか。



そんな記事を読み、思いあたることがある。
「避難所は食べる物も水も少ない」と思い、最近は小食になった。
「避難所はストーブも無くて寒いだろう」と思い、暖房も節約するようになった。
「避難所は電気も無いのだろう」と思い、節電して早く寝るようにしている。
「被災地は道路も寸断し、車も流されてしまった」と思い、自家用車の使用を控えるように
なった。

私は疑似避難民状態に陥って、心に傷を負ってしまったのか??

でも、小食になってダイエット効果があり、暖房の節約で灯油代が安くなり、早く寝るので
健康になり、自家用車の使用を控えて歩くのでガソリン代の節約と適度な運動ができる・・

結局のところ、疑似避難民状態に陥って、健康で経済的な生活ができているではないか!!

非常に不謹慎な私ですが、節約生活で浮いたお金は震災復興義援金として日本赤十字社に寄託
しました。
これからも疑似避難民として節約生活に努め、復興義援金の寄託を続けていきますよ。




「私たちができること」 精神科医 香山リカ
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/saigai_dekirukoto/







カテゴリ: 未分類

テーマ: 徒然なるままに… - ジャンル: ブログ

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Posted on 2011/03/17 Thu. 22:32    TB: --    CM: 0

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